つ、つまらん…

北見駅はもちろん何度か来たことがあり、直近(というほど近くもない)では北海道ちほく高原鉄道に昼間乗車しに来た時に(これも国鉄池北線だったころに夜間乗車していた)来たが、何回来てもここは乗り換えのみで駅から出たことがなかった。初めて北見駅の改札を出る…おお、なかなかの都会だ。そして駅前一等地に北見市役所と北見市議会がある。スゲー!って、これもしかして駅前デパートが撤退した後に市役所と市議会がテナントとして入ったとか?地方はどこも大変ですな。
次の網走行き普通列車は、なぜか2つ手前の東相内が始発。おそらく近くに高校があって平日は高校生が多く乗るのだろう。特急が東相内を通過するときにその車両を見たので、次に来るのがキハ40の2両編成だとわかっているのでドア位置がどこになるか容易に判別できる。そして今回も絶好の位置を確保。しかしまたしても乗客が多いので、クッソ寒いし窓は全開しない。
しばらく北見市の郊外を走り美幌にまで達するが意外なほど降りない。みんなずっと乗ったままだ。美幌まで北見市の郊外として機能しているのかなあ。その美幌、昔は国鉄相生線が分岐していたし、今でも特急が全列車停車するし、美幌町の中心部に存在するし、少なくとも鉄ヲタである私には大きい駅だと認識していたが、これがなんと完全無人化…立派な駅舎も建ってるのに無人駅…。切符は美幌商工会議所で発売しているというので、今日たくさん見てきた無人駅とは違うがこれはちょっとやりすぎなのでは。
夕暮れ迫る中列車は淡々と走る。美幌を出ると、右も左も防雪林。つまり森の中を走るような状態になって、木しか見えない!なんだよこれ、景色無いじゃん。女満別でたくさん降りて車内は閑散としたが、外はもうすっかり夕暮れ。しかも進行方向右側に座ってしまい、左側に網走湖が現れたのに堪能できず。これはしまった。