キハ54圧巻の走りで面目躍如

改札開始のかなり前から改札前に陣取って、改札開始を待ち続けた。こうした努力?の結果、「なよろ4号」でもさっき座っていた座席と全く同じ席を確保成功。しかしながら、名寄からの乗客はこれまでの感覚からすると「びっくりするほど」多い(^_^;) といっても座席が軽く埋まる程度なのだが、それまでがガラガラだったので段違いに客が多く感じる。
宗谷本線は旭川からここ名寄までは高速化工事を行っていて特急列車の最高速度が引き上げられているが、名寄以北はほったらかし。つまり、そういうことだ。名寄以南はなんとか鉄道の体面を保てそうな感じではある。
こうして準備万端整ったが、行違う下り稚内行き特急「宗谷」が10分遅れたためそれの到着を待って発車。といってもほぼ定刻なので何の問題もない!…と思っていたら、最初の停車駅である風連で10分延発。「宗谷」に続行してきた普通列車も10分遅れたのでその巻き添えを食った。
しかしここからが圧巻!キハ54は高速化された線路を激走し徐々に遅れを回復、やがて10分の遅れをすべて取り戻した。それはたしか比布のあたりだったと思うが。ダイヤに余裕があるのだろうし、2エンジン車のキハ54が性能に余裕があるのも理由だろう。
乗客も停車駅ごとに乗ってきてどんどん増える一方。名寄までのことを思うと全くの予想外、ちゃんと鉄道しているではないかとうれしくなる一方、雨は降るし客は多いしで窓を開けることは完全に諦めモードである。
比布でも多くの乗客が乗り、永山でもさらに乗り、盛況のまま終点の旭川へ…と思ったら、旭川駅の手前で待たされて5分近く延着。ああ、せっかく盛り返したのにもったいない。