猫の駅?

猴硐駅に着いた頃には気疲れでくたくたである(;_;) この駅は今日は2回素通りしていて3回目にしてついに降りた形。この駅は駅前に巨大な廃墟があり、これは私が郷里福岡でさんざん目にした炭鉱の積み出し施設の跡だとわかる。
猴硐や平渓線沿線は台湾屈指の炭鉱地帯で、ここらで産出した鉱物をさっきの深澳線で海まで運び出していたものらしい。今炭鉱は全滅し貨物線も廃線、猴硐には廃墟が残ったが逆のこの廃墟を観光資源として生かそうとしているようだ。それだけじゃ足りないので、付近にいっぱいいる猫を売りにしているらしい。その猫につられて降りてみたが、言うほど猫はいないな(^_^;) 
もしかしてシャイな奴らなので見えないところに引っ込んでるのかもしれないが。たくさん猫がいることは間違いないが、日本にある猫の島みたいなうじゃうじゃ感は無いので悪しからず。
むしろここは山にへばりつく民家を改装したお店が楽しげではあった。入店するのはちょっと勇気が要るが。あと景色がいい。上に登って町が一望できるところに行くと、川の向こうの山から産出した石炭をトロッコで運んできて、川を高い橋で越えたらそのまんま駅前の積み出し施設の上に着くといった流れがよくわかってよい。あと、駅前の店で売っていた猫の形のパイナップルケーキがうまい。嫁が喜んで買っていた。やっと機嫌が直った…orz(←疲れはてた)