スペースワールド駅はどうなる

スペワの象徴「スペースシャトル」解体へ 北九州市、譲渡受けず」…北九州ネタその2。ううむ、残念ながらあのスペースワールドの遺物、スペースシャトルの模型は解体か。誰か引き取ってくれそうな気はしたのだが。
福岡には昔似たようなことがあった。スペースシャトルの模型を福岡の中古車販売店が引き取って敷地に展示していた。検索すると、1982年に行われた「ふくおか大博覧会」の目玉展示物だったスペースシャトル「コロンビア」の実物大模型で、国道3号線(旧道)沿いの中古車販売店にもらわれた。店名はたしか「TAX」だったかなあ…もう記憶が曖昧過ぎて思い出せない。国道を通るたびに威容を目にしてスゲーと思っていたものだ。今はその店もなく、シャトルもないようだ。国道3号もバイパス全通により県道に格下げ。時の流れることの残酷なことよ。
スペースワールドの跡地はイオンになるとのことで、既に飽和するほどイオンがたくさんある関東(特に千葉)では珍しくないどころか「またかよ」とゲンナリするほどだが、北九州だとイオンはまだ楽しみなのだろうか。聞けば越谷もかくやと思わせる巨大イオンが誕生するそうだが、せめてその目玉としてシャトルくらい残してくれたらいいのになとは思う。
そして残る問題はJR九州スペースワールド駅。遊園地が無くなったのに駅だけ残るって…だが、そんな例はいくつもあったりする。「閉園で駅名はどうなる? スペースワールド駅」という記事にも記載があるがJR西・呉ポートピア小田急向ヶ丘遊園、他にはJR東・行川アイランド京急花月園前。今は改称したが東急・多摩川園(→多摩川)と東急・二子玉川園(→二子玉川)も遊園地の閉園後も改称しないで続いていた。その中に一つ、スペースワールドが加わるだけ。駅名を変えるには多大なコストがかかるのでそう気軽にできるものでもないから、今後も何かの不都合が無い限りはそのままだろう。
ただ、跡地に建設されるイオンが望んだら…イオンに好きな駅名をつけてもらうという手も無きにしも非ず。その場合はもちろん費用はイオン持ちで。