首都圏最強の名が泣く

最近の関東地方は(関東に限らないが)天候が不安定で、今日も夕方から茨城の方面で土砂降りだとか。ちょっとソワソワしつつも、仕事に一定の区切りがついたところで帰るとしよう。
というわけでいつも通りにTX秋葉原駅に行ったところ…電車が遅れとる。掲示板には一時間半も前の出発時刻が表示されている。…だが運転再開したようでホームは空いていた。とりあえず今停車中の普通列車は混んでいるので見逃そう。次に発車する(と思われた)通勤快速に乗るか。と思って隣のホームの行列に並んだ。
しかし普通列車が行った後、掲示板を見ると次も隣のホームから普通列車が出ることになっている。ふわっ?さっきは無かった表示だ。だがまあ、この普通列車は通快が八潮で追い抜くからまあ、いいか。
電車が来なくてホームに人があふれ、イライラが募るところで隣ホームに普通電車が入線、ホームにいた乗客の半分を収容してすぐに出発。次はいよいよ通快が入線するだろう。
…来ない。来ないぞおおおおおおお!!!orz
やっぱりダイヤが乱れているので通常の考えが通じない!再びホームに人が溢れイライラがマックスになったころ、軽く10分は経った頃にやっと通快が入線。長時間並んだのに着席もできず出発時から車内は満員、自分の判断のマズさにガッカリだ。家にいる嫁からは雨が降ってきたと連絡もあり、駅に着いた後のことも気になる。
さらに困難は続く。ふと顔を上げて車内の表示を見たら(TXは停車駅がドア上部のボードに赤いランプで表示される、メトロ丸の内線の02系と同じ仕様)、通快のはずなのに全部の駅に停車ランプがついている。…いつの間にやら普通列車に格下げになっとるorz
こんなことならさっき隣のホームから発車した普通列車に乗るんだった。あっちなら座れたし、はやく目的地に着くならあっちの方が絶対にいい。と、散々悔やんでいたところ、北千住に列車が着いたらさらに乗客が乗ってきてパンパン。大丈夫、きっと六町で降りてくれる。と思ったがさほどではなかった。
そして列車は八潮到着。その直前に肉声放送が流れた(TXは放送が全自動なので肉声の放送はあまりない)。曰く「本日は八潮で普通列車に連絡しております」いやこっちも普通列車だが?(元通快だけど) 島式の隣のホームにはさっき先発した普通列車が止まっていた。おそらく、TXは運行システムも自動化しているので、こういう事態になってもプログラムを変更するのが困難であり、八潮で追い越すと決まっていたらその通りにしか運転できないのだろう…と解釈した。
この結果何が起こるかというと…追い越される普通列車からこちらに乗り移ってくる大量の乗客!せっかく六町で空いたスペースが再び埋められた。しかし幸いだったのは、たまたま前に座っていた人が八潮で降りたので着席できた\(^o^)/
という感じで数々の困難に直面したがなんとか家に帰ることができた。幸いにも雨は上がっていてラッキーだった。なおTXが大幅に遅れた原因は落雷だと言っていた。落雷で信号システムがやられたので一時運転ができなくなり、再開した後も流山おおたかの森−つくば間は速度制限がかかりノロノロ運転しかできなかった由。首都圏最強クラスの安定感を誇るTXも雷にはサッパリだったというオチである。