コミュニティバス

というわけで無事に成仏できた(^_^;)私はこれから何しようかと考えたが、たまたまJR志度駅から長尾方面に向かうコミュニティバスが17時10分発というのがあってすぐ乗れる。1日4本しかないのに見事ぴったり\(^o^)/
長尾(さぬき市)からは志度方面へは、以前琴電長尾線に乗った時に同じバスを使いたかったのだが全然バスが無くて致し方なくJR造田駅までタクシーを使った思い出。あれは高くついた。今回逆向きルートでバスに乗れる幸せ。
夏休みだから、乗客は私と女子高生一人の二人だけ。運賃は定額で200円均一と安い。さすがコミュニティバス。着席すると、運転士にどこまで乗るのか聞かれたのでびっくり。女子高生は「高速バスのバス停のあるとこ」といい、私は「大川バス本社前…」と自身なさげに返答。
琴電長尾駅のすぐ近くに大川バス本社があることを知らないとろくに行先も返答できないというなかなかの難易度の高さである。
コミュニティバスというと日野ポンチョを使ったちっちゃいバスをイメージするが、このバスは12m級フルサイズである。にもかかわらず、突然脇道にそれてわけわからないところを走り出すのはいかにもコミュニティバスらしい。この「どこに連れていかれるかわからん」感じが醍醐味というやつか(^_^;)
車内放送設備は無いのか使わないだけか知らないが、次のバス停などの案内は一切なくバスは黙々と走り続けるだけ。これまた、よそ者には難易度が高い。事前に降車停留所を言ってあるから通過される心配はないが。
「高速バスのバス停のあるとこ」で女子高生は降りたが、このバス停名は「志度バスストップ」という。高速道路の志度バス停のすぐ近くにあり、高速バスに乗り継ぎできる。意味合いとすれば「志度バス停前」という感じだが「志度バス停前バス停」では意味がわからず、考えた結果「志度バスストップバス停」ということになったんだろうが、やっぱり言いにくくね?(^_^;)  志度高速バス乗り場、とか、高速志度、とかいうバス停名でどうかいな。
しばらく県道を走ってからJRオレンジタウン駅に寄り道するが、乗客は誰もおらず。すべてカタカナの駅名というのは昔に比べて増えたがやっぱり奇異である。造田の付近から以前タクシーで来た時の見覚えのある景色となり、やがてバスは長尾の市街地を通って大川バス本社前に到着。ここにももちろん乗客は待っていない。すると…バスはまだこの先の大窪寺(88番札所の寺)まで行くはずなのに車庫に引き揚げてしまった。