奥能登総なめ

珠洲市街から北上して能登半島の先端にある禄剛岬灯台に向かう。灯台のある所の地名は「狼煙」であり、道の駅狼煙にバスを止めて灯台まで歩いていくが…坂道がきつい。そして距離が長い。…と言っても数百メートル、全くのものぐさである(^_^;)
どこの灯台もだいたいそうだが景色が素晴らしい。海が広い…天気もいいし気持ちがいい。ところで地名の狼煙だが、昔は烽火台があったためノロシがそのまま地名になったそう。そして道の駅狼煙でお土産物を物色していてふと思い出した。そういえば道の駅の硬券記念入場券って…
慌てて探すと硬券ありますの張り紙発見!無事に道の駅狼煙の硬券ゲットである。こうなると、なぜさっきの道の駅すずなりでそれを思い出さなかったのかと…
次の観光地はすず塩田村である。日本唯一の揚浜式塩田が能登半島北部にあり、ここで製塩方法や歴史などを学べるちょっとした資料館である。またここは道の駅でありお土産物も塩が多い。道の駅ということで硬券が気になるわけだが、売店のどこにも入場券とは書いてないので買うのは諦めた。
…後で調べたら硬券記念入場券はあったらしい。恥ずかしがらずに尋ねるのだったorz
日も傾いてきたころ、次の観光地はかの有名な千枚田である。どんな美しい風景が見られるのかと思いきや…
ん?休耕田が多いのかな??雑草のほうが目立ってて正直、写真で見たような美しい風景とは言い難い。まあ、稲植えたばっかりだし見栄えしないのは仕方がないかも。
夕方になり、いよいよこれから夕食である。夕食はホテルとは別の国民宿舎で取ることになっており、それは駅でいうと能登中島の近くらしい。なので千枚田から一気に走っていくことになる。まずは輪島方面に走って行って、輪島温泉のところで山側に左折。…ってこの廃ホテル群はなんぞ?大丈夫か輪島??…後で調べたら輪島温泉は15軒ほどの温泉旅館がある温泉郷ということで大丈夫のようだ。たまたま通りがかりに複数の廃ホテルを見たのでビビっただけだ。
そして輪島から穴水方面に向かうとなれば、気になるのは旧七尾線廃線である。こちらは2001年に廃止ということで能登線跡より難易度が高い。さすがに、なかなか線路跡らしきものは見つからない。が、旧能登三井駅付近に跡が残っているのは確認した。まあ明日も輪島に行くのでまだまだ探索できるだろう。
今回のツアーでは夕食がフグ料理というのが売りで嫁もそこに大いに期待していたわけだが…ううむ、フグのてっちりの切れが小さい。フグのから揚げも小さい。まあ豪華料理とまでは期待してなかったが、参加者に高齢者が多いこともあり質はともかく量が少ないのは致し方ないのか。一方岩ガキが3個もついていて身もしっかりしていたのでこれは良かった。
なお昼食でいただいた能登牛のすき焼きが大変すばらしいものであったことを書き漏らしていた。いや本当に素晴らしかった\(^o^)/ それを食べたのは柳田植物公園というところ。その名の通りに植物が植えてあるのだが、植物公園としてはちょっと物足りないような。でもすき焼きが最高だったので良し。
そしてお宿はロイヤルホテル能登というリゾートホテルで、部屋も大変広かった。なんでこんな高そうなホテルが取れるのかと考えたが、このホテルはゴルフ場併設のホテルである。たぶん、土日はゴルフ客でいっぱいになるのだろうが月曜日はガラガラなのではないか。なので旅行会社がまとめて押さえてツアー客に販売しているのではないかと。なおガイドによるとこのホテルはいつも大量の中韓団体客がいて大変騒々しいらしいが、今日に限って外国の団体客は一組もなく大変静かであった。風呂もでかかった。