硬券の日付表示は和暦のままでお願い!

切符の日付、西暦表示に=改元機に一本化の動き―鉄道大手」…ちょ、ちょっと待ったーーーーーー!!!
一部の鉄道会社が、切符の日付表示を西暦に変更する動きがあるとか。たしかに和暦だと脳内変換しないといけないから面倒。しかも我らのような年寄りは、今年が平成何年だったか思い出すのに時間かかるし…って、西暦でも今年が2018年だって気づくのに時間かかってるから同じか(^_^;)
そして和暦の何が問題かと言って外国人がこれを見て意味がわからないこと。そらそうだわな。外国人旅行者もどんどん増えているし、西暦にした方が断然いいってことはわかる。
しかし、しかしだ…。切符の日付表示を西暦にするとアレができない。それは切符のゾロ目。例えば平成元年11月1日の切符には「1.11.1」という日付が入っている。平成2年2月22日の切符は「2.2.22」である。平成に入ったばかりの大学生のころ、私はこのような硬券入場券や硬券乗車券を買い集めるのに血眼になった。鉄道会社もまた、これを商機ととらえ様々な硬券セットを発売してきたし、今日はゾロ目だと宣伝して切符を記念に買わせようと努力してきた。
日付表示をすべて西暦にしてしまったら、改元して元号の数字がリセットされてもこのようなゾロ目の切符は発売されなくなる。自動券売機の切符は西暦にしてもいいけど、今や主な用途が記念券となっている硬券に関しては、ぜひ和暦でお願いしますm(__)m
改元平成31年4月30日の翌日に行われるようなので、一番最初のゾロ目は「1.11.1」となる。その日は忙しくなりそうだ(^_^;)
ちなみに…今売ってる平成の硬券元号が30台(今年は30、来年の31まで存在する予定)となっているが、これは昭和39年以来54年ぶりのことであり、改元されたら次はまた30年後となる。実はこっちのほうが貴重なのではないかとひそかに考えている。