尖沙咀を歩きっぱなし

香港2日目は当初マカオに行こうかと話していたのだが、調べてみるとマカオに行くには船で一時間かかる。それは仕方ないと思っていたが、嫁が私が船酔いが酷いことを思い出してくれ、それをすっかり忘れていた(^_^;)私も船で一時間は死ぬかもしれないと思い直してマカオ行きは断念した。
で、とりあえず市中心部にホテルの無料バスで行くことにしてそれに乗った。バスは25分で市中心部…尖沙咀に着いた。なんと呼んだらいいのかわからん地名だがチムサーチョイというそうだ。Wikiには日本読みで「せんさそ」とあった。どれも呼びにくい名前だ(^_^;)
結局今日は一日中この尖沙咀の中を歩き回ったわけだが、バスが着いた建物がアートモールというショッピングセンターで、その中を歩いていたらいきなりウイスキーの店発見。しかもただの店ではなく、いわゆるボトラーズとオールドボトルの専門店だった。そんなのニワカにはレベル高過ぎぃ(^_^;) でも、いろいろ試飲させてもらって結局1本お土産に購入。香港2日目にしてさっそく自分用お土産打ち止めと相成った。
この後もたくさんウイスキーを売っているのを見たが、やはり香港はウイスキーの値段が高すぎる。かなりの税金がかかってるからのようだが、ウイスキーは日本で買ったほうが良い。が、このボトラーズはたぶんきっと日本で売ってないだろうから、高値掴みしたとしても後悔しない。ということにしておこう。
朝から夕方まで本当に街中をひたすら歩きまわったが、立ち寄ったのは多くがショッピングモール。ほんとに、狭いところにこんなにショッピングモールが集中しているのか、これは売るほうは大変じゃな。買うほうは楽しくて仕方ないかも。
そうやって歩き回り、食べまくりしているときにふと雰囲気の違うビルがあって中に入ってみた。すると、あまりに雰囲気が違い過ぎて怖くなってそそくさと出てきた。そのビルは重慶マンション(重慶大厦)といって香港の魔窟らしい。いや、激安ホテルがたくさん入っているバックパッカーなどの御用達だそうだ。1階しか歩いてないが、中はインド系かアラブ系と思しき顔の堀の深い人々が薄暗い中に佇んでて速攻で外に出たくなった。
これに限らず、街を歩いていると日本語で声をかけてくる怪しい人間は全部インド人なんだが(^_^;) 香港におけるインド人の立ち位置ってどうなのだろうか。そして、ここは中国人をはじめとするアジア人だらけなのになぜ私たちが日本人だとわかるのか。日本人オーラってのがあるんだろうか。
あとこの市街地にはやたらカメラ屋があって、しかも扱ってるのがフイルムカメラばかり。おかげでNikonFやらF2やら昔のカメラが売られているのがたっぷり見られてよかったが、これ買う人いるのかな…値段見るとやはりかなり安くなっているようではある。
ホテルの無料バスでホテルに戻ってきて、晩飯をホテル周辺で探したがなかなか良いのが見つからず、これまた結構歩いた。しかしその甲斐あって素晴らしくうまい店が見つかった。これは大変良かった。しかも、街角にふと酒の買取販売店を見つけてしまい、店頭に日本のウイスキー「軽井沢」を見た。ウイスキーにはまって初めて見た軽井沢。ほほう、これがそうか。値段的には、とても買えたものじゃない高値だった。竹鶴21年のハーフボトルもここで初めて見たが値段が15000円近かった。その価格なら日本に帰ってフルボトル買うだろ。