午前中からローカル線

関東は毎日毎日曇天が続く。あんまり自覚無いが、東京では昨日まで16日連続降雨らしい。当然ながら気温の上がらない日が多く、デヴとして涼しいのは歓迎だが、あまり夏らしくないのもよろしくない。
そんなよろしくない関東は羽田空港から飛行機に乗って西に向かった。西は普通に夏となっており、その結果非常に暑い。飛行機はせっかく窓側に席を取ったのに、関東がドン曇りなので雲しか見えない。ふて寝していたら、いつの間にか雲の隙間から下が見えるようになっている!でもどこ飛んでるかわからん。
着陸が近くなって海が見えてようやく位置関係を把握した。眼下にはたくさんの島が見える。これはなかなか良い景色。やがて海に突き出た滑走路が見え、その滑走路に向かって…向かわない!思いっきり通り過ぎてからUターンして着陸。
というわけで、飛行機で岩国空港に降り立った。岩国は数年前に羽田行きに乗った時に印象が良くて、今回は新幹線に飽きたので使ってみた。一日5往復しかないので時間が選べず、予定に比べてずいぶん早い便に乗らざるを得なかった。
まあ、そうなったらなったでやることはあるがね(^_^;)
ところで飛行機だが、羽田の離陸が20分も遅れた。まったく、飛行機はいつもいつも時刻通りに飛ばない。JALANAも定時運航率が高いとか自慢しているが、全然ダメ。羽田発着便の定時運航率出してみろって感じ。きっと激低いぞ。
なんで怒っているかと言うと、岩国で乗り継ぐ予定の列車に危うく間に合わなくなるところだったからである。岩国空港は極めてコンパクトなので飛行機降りたらすぐバスに乗れるが、飛行機が遅れたので当然バスも遅れて出発し、岩国駅での乗り換え時間が5分を切った。ギリギリセーフだった。
岩国駅は駅舎工事中で仮駅舎で営業中。レイアウトが変わっていたので1番線がどこか一瞬迷った。時間が無いので、特に何も考えずにパスモを改札機にタッチして入場した。…あとで困ることになった。
時間ぎりぎりだったので、岩徳線徳山行きはベストポジションを確保できなかった。まあボックス席に座れたから良しとする。平日昼間で乗客は高校生が多く、学生ならそのうち降りるからベストポジション確保も容易だろう。結局、周防高森で大量下車があった時にベストポジションに移動することができた。
岩徳線は1両のワンマン運転で後ろ乗り前降りのはずだが、乗客の多く…高校生だが…は思うがまま乗降している。まあ、みんな定期券持ちだから問題ないのだろう。厳密にチェックしない運転士もいかがなものかと思うが、まあいいか。そして岩徳線は相変わらず駅のホームが長い。主な駅は立派な駅舎を持ち、長くて立派なホーム屋根を持っている。1両だからか、乗客も多く感じる。
しかしあれですよ、岩徳線はあまりにものろすぎる。途中、何もないのに徐行運転する箇所が何か所かあった。もしかして保線費用をケチって、修理すべきところを修理しないで徐行で乗り切ってたりするんじゃないだろうか。安全に問題のある状態ではないとは思うが、沿線の草ぼうぼうで草が車体にベシベシ当たるのは、先月乗った肥薩線吉都線と同じだった。もっとも岩徳線の車両は下段窓が開かないよう改造されているので、窓から手を出して草が当たるなんてことはない。話がそれたが、新幹線の新岩国−徳山間が13分なのに岩徳線は全線で80分くらいかかるのは、いくらなんでも遅いだろう。
正午ごろ徳山に到着。改札を出ようとしたら…自動改札機じゃなかった。当然パスモは精算となるが、新幹線改札口でしか対応できないそうだ。えー、徳山駅は在来線改札口と新幹線改札口がすげー離れてるのにー。