ノットコンプリート 夢破れる

今日も蒸し暑い日だ…。私は東京駅から新幹線に乗った。もちろん「のぞみ号」である。最近よく新幹線に乗るので、新幹線に若干飽きてきた。特にこの前鹿児島から通しで乗ったのが響いた。
終点の新大阪で下車して、即地下鉄に乗る。地下鉄の改札を出る時にパスモから引き落とされた額が今までより10円少なかったのだが見間違いか何かかと思っていた。が、後で調べたら大阪市営地下鉄は一部区間の運賃を値下げしていた。近い将来には民営化するし、なかなかじゃないか大阪市
用事がすんで仲間を離れた後、私はまず荷物をロッカーに放り込みたくて難波駅に行った。近鉄難波駅のロッカーに放り込んで身軽になって、敢えて自動券売機で400円区間の紙の乗車券を買う。これから、近鉄大阪線硬券入場券を買い集めるのに、パスモじゃ問題あるだろうと思って片道乗車券を買ったわけだ。
前回大阪に来た時にフリーきっぷを買って近鉄の未購入の硬券を買いまくったが8駅を残した。今日その8駅を攻略しにかかる。まずは普通列車に乗って長瀬へ。改札口で硬券入場券下さいと言えば、その場で切符に日付を入れて売ってもらえる。もっとも、長瀬駅硬券を買う人はいないのか、長瀬の切符はずいぶん汚くなっていた。残念。
それから弥刀、久宝寺口と一駅ずつ移動しては購入を繰り返す。この時点で既に致命的失敗を犯しているのだがそれは後述するとして、困ったのはこれから買うべき駅の名前。さきほど荷物をロッカーに放り込んだ時、購入予定を書いたノートも放り込んだ(^_^;) 記憶をたどりつつ買う羽目になった。買わなければいけない駅はたしか8つだ。安堂までの間で確実に持っているのは河内山本、もう一つは多分高安か…?
不安を抱えつつ近鉄八尾に到着。ここの切符を持っているかもしれないと思っていたが、現地に着いて確信。うん、ここに来たのは初めてだ。というわけで河内山本と高安は買わずに恩智を購入。
その次、目論見は崩れた。法善寺駅は駅舎が地下にある。地下通路を通って向かった改札口には…駅員はいない。なんと、この駅の営業時間は9時から17時半までであった。がーん(;_;)
いちおうネットで調べたら時間営業とは書いてなかったので油断した。書いてないということは一日中営業しているわけではなく、単に書き漏れてるだけだった。しまった、やはり一番遠い安堂駅から攻略していくべきだった。油断しすぎだ。
近鉄のこういう駅には、管理する駅(この場合は近鉄八尾)と直接話ができるインターホンがあるのでさっそく駅員に聞いた。「堅下と安堂の営業時間も17時半までですか?」…答えは、堅下はイエス、安堂はノー。つまり堅下も今は無人だ(;_;)
仕方がないので安堂まで行って硬券を買い、本日の締めとする。安堂はすぐそばをJR関西本線が通っているが連絡する駅は無い。近鉄道明寺線の柏原西口駅まで徒歩連絡ができるようである。ちなみにJRとは堅下から徒歩連絡が可能で、その案内もある。
もうひとつ。ロッカーから荷物を出してのち確認すると、高安も持ってなかったようである。…なんだかいろいろな点でダメな日である。ま、どうせノットコンプリートでリトライしなけりゃならんので、もう一回来た時に買えばいい。もう一つ、西信貴鋼索線高安山駅硬券を持っているか調べてなかった。これも買わなければならないかもしれない(信貴山口駅で売っているそうだ)。