肥薩線に乗って無理やりローカル線の旅を満喫

やってきた肥薩線隼人行きはワンマン列車とあったが2両編成だった。車内は高校生が乗っていたが、先頭車は男子高校生ばかり、2両目は女子高生ばかり。このように男女が別々の車両で通学するというのは田舎ではよくある。強制されているわけではなく自然とそうなるのだ。
1両目は混んでいたが2両目が空いていたのでBOX席を占領した。女子高生しかいないが、そんなのは気にしない。いちいち気にしてたら鉄ヲタはできない。しかし山側のBOX席を取ったのは失敗だった。川側に席を取らなければ…
ローカル線の短い旅を満喫した後、隼人駅日豊本線鹿児島中央行きに乗り換えるのだが、接続時間が1分しかないということで混雑は予想していた。しかし、駅に着いてみるとびっくり仰天、衝撃の事実が待っていた。
なんと、鹿児島中央行きはキハ40の1両編成!1両しかないってどういうこと!?高校生の帰宅ラッシュの時間なので車内は高校生でいっぱいのところ、肥薩線の列車からさらに乗り換え客が押しかけた。なんなんだこれは!JR九州は何を考えているのか、阿保の仕業としか思えん。
一日数本のローカル線なら仕方なく乗るが、日豊本線なら数十分待てば次が来るだろう。そう思ってこの列車は見送った。次の列車は25分後、これは余裕で待てる。すると次の列車は15分後くらいにやってきた。この駅で10分ほど長時間停車するらしい。しかも車内は空いていた。車両は電車の817系でクロスシート席を難なくゲット。これはラッキー。
こうして夕暮れ迫る日豊本線を一路鹿児島に向けて進んだが、今度も山側の席しか空いてなかった。まあ座れないよりはマシなのでここは我慢だ。
鹿児島駅で下車して路面電車に乗り換える。鹿児島駅は街はずれの物寂しい駅だが、腐っても県名を駅名にしているだけあって降車客は多い。路面電車で市街地に出てホテルにチェックインして、時間が来たらお客様との会合の店に「出社」。ええ、頑張りましたとも。焼酎を5杯も飲んだぜ。