外宮もお参り

今日は雨模様。お伊勢参りの続きを行うべく9時に志摩市のペンションを出発し、嫁の運転でまずは鳥羽に行く。近鉄志摩線と並走すると、特急列車とすれ違ったり併走したりして楽しい。志摩線は山の中を走るローカル線、ではなく全線の大半を複線化しており特急も30分おきくらいにやってくる。普通列車は少ないけどね…。そんなわけで近鉄特急は従来のオレンジと紺色の奴はもとより同じ配色の新しい車両「Ace」、黄色や赤色の「伊勢志摩ライナー」などいろいろな種類の車両が走ってきた。この辺の楽しさはさすが近鉄志摩線で運転している観光列車「つどい」も昨日今日と2回見た。ただ、かの大ヒット中の観光特急「しまかぜ」だけは見られなかった。残念。
雨が降る中を鳥羽まで来たところで、痛恨の忘れ物発覚。嫁のカーディガンが無いことに気付く。致し方なく私の運転でペンションに戻って出直す。たっぷり2時間半ロスしたが、まあよかろう。時間的余裕はたっぷりある。
昨日は内宮に行ったので今日は外宮。昨晩ペンションの女主人に外宮の方が店が少なく小さいと言われていた。さらに、お参りする順番は外宮⇒内宮だとも言われた。順番間違ってしまったワイ、ワハハ(^_^;) しかし実際に外宮に行ってみると駅近くにあって(というより駅を外宮近くに作ったと言うべきか)外宮と駅は通りで繋がっていて店が立ち並んでおり、店が少ないという事は無さそう。
なお、外宮の最寄駅である宇治山田駅には当然ながら若い頃に行って硬券も買っているが、神社はガン無視(^_^;) だから駅前の風景なんかも今日初めて知ったというわけだ。
外宮参拝も滞りなく終了。外宮も内宮と同じでお社は皆新しく、敷地に偏って建っている。正殿のかなり手前で参拝するのも同じである。昼飯は外宮前のうどん屋さん。伊勢うどんとやらをいただくが、うどんはやわらかい系で名古屋のゴムみたいなのでもないし讃岐のしこしこでもない。福岡のこしのないうどんも好きな私にはいい感じだ。
食後は、雨がザーザー降っているが別宮攻略に乗り出す。まずは外宮近くの月夜見宮。近いので歩いていく。その通り道は神路通りと言って、神様が月夜見宮と外宮を往復する通り道だそうだ。見た目には単なる住宅街の通路という感じだが(^_^;) 月夜見宮もまたお社は新しく伊勢神宮シリーズであることを教えてくれる。
それから倭姫宮、次いで月読宮と攻略。内宮の別宮であり少し離れているので車で移動。倭姫宮は小さい山の上にあった。月読宮は月夜見宮と同じ「つきよみのみや」と読むが、明治時代になって両者の漢字表記を分けたらしい。これらの別宮もお社は新築。月読宮には4つのお社が並列しており、さすがに建物の隣に建替えスペースは無かった。
最後のしめとして内宮の駐車場前にある猿田彦神社に行った。すると、こちらは“一般の”神社みたいな(^_^;) おみくじがある。車に貼るステッカーがある。神様を呼び出すガラガラという鈴がある。神主が車のお祓いをしている。建物は新築ではない。そういう神社が内宮の真ん前にあるんだ。
こうしてお伊勢参りは完了したが、まだ行く先はある。東進して二見が浦に行き、夫婦岩を見てきた。実はお参り順は夫婦岩⇒外宮⇒内宮らしい。全く逆やん。岩自体は大きくも無く小さくも無くこんなもんかなと思った。それより気になったのは、岩の近くまで水上バイクで近寄ってきた一団があったこと。これってバカヤローなんじゃないのかね?
後はお宿に泊まるだけ。今夜は松阪駅前のビジネスホテル。今夜(日曜)の予約状況は十分に空きがあるが、金をケチってかなり安いホテルにした。そしたら…昭和の雰囲気が物凄い(^_^;) 要するにボロということだが、なぜか浴室に置いてあるシャンプーとボディーソープがやたら良いもので、かえって違和感があったくらいだ。
晩飯は嫁を連れて行きたかった店があったのでそこに行った。すなわち、回転焼肉屋である。回転寿司のように肉が回ってくる夢のような焼肉屋(^_^;) 松阪と言えば松阪牛だが、ド高い松阪牛回転焼肉屋なら一切れから注文できるので予算が乏しくても食べられる!!
でも結局食べ過ぎて清算時に驚く羽目になるわけやね。まあ、物凄くうまかったからいいや。