法事

物凄く暑い中、喪服を着て義父の三回忌に参列した。会場の寺まで妹の車で送ってもらったので、喪服を着ているとはいえ汗だくだくというわけではなかった。嫁の実家は日蓮宗で、明日は清正公のお祭りがあるということだった。清正公とは言うまでも無く戦国武将の加藤清正である。
加藤清正は熱心な法華経の信者だったので、特に九州の日蓮宗の寺では加藤清正をお祀りしている寺が多いのだという。たしかに戦国武将で法華経の信者だったという人は多いな。まあそれを言ったら徳川家康は浄土宗だし、一向宗の信者も多かったし、そもそも戦国武将の大半は仏教徒なので誰かがどこかの宗派に属しているわけで、考えてみれば珍しくない。その中でも清正は特に顕著な信者で宗徒の感謝も一際なんだろうか。