サンライズ瀬戸に乗ったぜ!

すっかり暗くなった頃高松着。久しぶりの高松駅は随分きれいになっていた。函館もそうだが、かつての連絡船の接続駅は今はきれいに改築されており、フネの記憶は既に遠くなっている。両駅ともホームが頭端式になっていることも共通している。一方、青森はそうではなく連絡船も展示されていて、それはそれで結構なことだと思う。
函館よりは駅前がにぎやかであり、そこで晩飯を食べようと思うが、なかなか気に入る店が無い。どうも私は晩飯を食うところを探すのが下手だな…結局駅に入っているとんかつ屋でカツカレーを食べた。なら最初から駅で探せばよかった。
次に乗る列車「サンライズ瀬戸」の発車までまだ一時間以上ある。のんびり駅で待ちつつ、ちょっとサンライズのシャワー室利用について検索したところ、今年の3月から仕組みが変わり、シャワーカードは車内の自販機で買うこと、車内でのシャワーセット販売が終了したことを知った。シャワーセットが無い!?それではシャワーカードを買っても意味ない!慌ててコンビニに行ってタオルとシャンプーとボディーソープを買った。
サンライズ瀬戸は21時26分発だが結構前に入線して乗客を待っている。GW期間中だしもっと人であふれかえっているかと思いきや、ホームはとても閑散としていた。車内も、私の乗車した8号車は高松発車時点ではほんの数室しか売れてない。ヤバいのか?瀬戸もヤバいのか??
しかし、21時半に出発し東京には翌朝7時に着くという絶好のダイヤ。ビジネス用途だったら今でもこれで十分戦える!航空運賃より安いので飛行機+ホテルよりも絶対に安くつくし。もっとも金銭面においては裏があり、会社の経費として航空運賃もホテル代も認められるが、寝台料金は認められないので、瀬戸をもっとも便利に使えるはずのサラリーマンが実は最も使えないという悲劇。
それはさておき、シャワー室が先着順だとわかったので、乗車するや否やシャワー券を買い、列車が出発するや否やシャワーを浴びに行った。タオル買って乗り込んだから大丈夫だぜ!と思ってシャワー室に入ったら、シャンプーとボディーソープは備え付けがあった。しまった、余計にそれらまで買ってしまったぜ…orz
シャワーを浴びた後は速攻で横になって就寝。最近、古くなった24系寝台車ばかり乗っていたから、久しぶりに乗った285系電車は揺れを感じない。285系が素晴らしいというよりは、24系のくたびれっぷりを今更ながら思い知らされた。