ちゃんと仕事はしているんですよ

昨晩飲み過ぎてぐったり疲れた状態で客先に。力尽きそうになるのをこらえてなんとか仕事は終わった。
上司と営業は即座に東京に戻るというのだが、新幹線でいったん博多に行って福岡空港から飛んで帰るという。それが一番早く着くのだと。そうかもしれないが、おかしくねえか??九州まで行った方が早いとは、鉄ヲタには決して思いつかない。
徳山からだと、せいぜい宇部空港か岩国空港、はたまた広島空港と言うところだが、宇部と広島は空港が不便で、岩国は空港は非常に便利だが便数が4便しかない。結局博多駅から地下鉄で5分という世界一市街地から近い空港である福岡が、便数も多いし便利ということだ。まあ、鉄ヲタには新幹線以外眼中にないけど。
そんな私は新幹線に乗りつつ、広島で途中下車。久しぶりの広島!まずは飯ということで、広島駅のうまいラーメン屋を検索して北口(新幹線側)のラーメン屋に行ったら博多ラーメンの店だった。広島でわざわざ博多ラーメン…まあうまければいいや\(^o^)/
それにしても広島の新幹線口の激変ぶりはすごい。列車から見た限りでは空き地ばかりで一向に再開発されないと思っていたが、降りてみるときれいに整備されつつある。へーへーへー。
もう一度改札を通って在来線ホームに行き、呉線の快速安芸路ライナー広行きを待った。案内には3両編成とあったが、広島で3両と言うとアイツしかいないが…。乗客の皆さんも4扉の乗車位置に並んでいるので間違いなくアイツだ。
アイツとは、マッ黄色に塗られた103系。この前和歌山でもすっかり古くなった105系103系改造車)に乗ったが、こちらの103系もまた古い。広島で走っている電車は新しいのでも30年近く、古いのは50年ほど経っている。それが今度一斉に新車に置き換わる計画が発表され、広島向け新車227系も納入が始まった。次に広島に来る時はどれほど変わっているだろうか。
ロングシート103系のせいで、せっかく金払って乗っているのに景色がよく見えない(;_;) 乗客が多くて外が見えづらいのである。せめて広で乗り換える電車に期待したいところだが、あっちは多分105系2両編成だよなあ。
で、終点の広で乗り換えた電車はやっぱり105系の2両編成だったが、こいつは真っ黄色ではなく真っ青な車体。そして「マッサン」とでかでかと書いてある。NHKの朝ドラ「マッサン」の主人公のモデル・竹鶴正孝の故郷が呉線沿線の竹原ということでタイアップした電車に当たった。相変わらずこういうとこのヒキの強さは健在だが、車内は中吊りが全部マッサンである以外は変わり無し。こちらもロングシートだが客は少ないので窓にへばりついて瀬戸内海の美しい景色を堪能。
三原で岩国行きに乗り換えて海田市で下車。この区間は八本松とか瀬野とかいった鉄ヲタにはお馴染みの駅周辺が開発されてベッドタウンみたいになっているのに毎度驚く。瀬野−八本松間、通称「セノハチ」は山陽本線屈指の山越え区間で貨物列車は今でも補機を付けているのに、そこが住宅街とか!?解せぬ。
今日の宿は海田市に取ったのだが、理由は料金がスゲー安かったからである。しかし海田市に何があるかは全く知らなかったのでちょっと不安ではあった。が、ごく普通の街だった。メシもコンビニもあるし一泊するには無問題。ってバカにし過ぎか。