爺はサッサと帰ります

職場の若い者たちはよく連れだって昼飯食いに出かけたり、たまに飲み会に行ったりする。が、爺には声がかり無し。みんなが去っていくのを見送るのは寂しいが、爺がいると楽しくないだろうから仕方がないか。そんな時は気がつくと職場には管理職しかいなくなっている。自分が若いころもそうだったような気がするので、こんなもんなんだろう。
その一方、若い者たちはよく深夜まで残って残業している。まあ当然と言えば当然なんだが、若いうちに目一杯無理しておけよなんてしたり顔でいう爺は帰る時間が来たら規則正しくそそくさと帰る。要領が良くなったというのもちょっとだけあるが、自分に無理強いがきかなくなってきたという悲しい現実も。老いるってやーねえ。