見応え十分、札幌記念

昨日ハッスルしすぎて嫁が熱を出してしまったので、今日は一日静養。猫の世話も飯の手配も私がやった。手配と言っても買い出しに行くだけだが。
今日の中央競馬の重賞は札幌記念北九州記念ハンデ戦北九州記念は大波乱で終わったが、札幌記念もまた見応えあるレースであった。
札幌記念の注目はなんといっても凱旋門賞挑戦を明言しているゴールドシップハープスターの2強対決であり、他にも強敵はたくさん出ているものの、おそらくこの2頭のどちらかが勝つので間違いはないだろうと。2強は荒れるとは言うけどね。
テレビを見ていると、ハープスターの馬体がしぼんでて状態が良くなさそうだという話が出て、それは一大事だ。札幌の馬場はいちおう良馬場ではあるが雨のせいでやわらかい状態らしい。それはまあ、本番の凱旋門賞もそんな感じの馬場であることが多いので予行演習としてはよいのではないかと。
ステイゴールドのファンだった私としてはゴールドシップに頑張ってほしいところだが、シップはスタートとともに後方に下げて…どんどん下がって最後方に一頭ポツン状態に!これが、横山典騎手がよくやる「のりポツン」戦法なのか?小回りコースの札幌で最後方にポツンで競馬になるのだろうか。
その前、すなわち後方二番手にハープスター、こいつは直線ごぼう抜きの馬だから後方なのはいいとして、さすがに直線一気とはいかないからどこでまくり上げるのかが気になる。
有力2頭が最後方では大波乱の可能性大だが、この日は先行勢がかなりハイペースで逃げたので、前が潰れて後方の馬有利の展開に。ゴールドシップは残り800mくらいから追い上げて、ハープスターもその直後くらいからシップの前になるようにまくり上げ。2頭は4角を大きく外を回りながら前に出て、短い直線でどうなるか?と思ったらハープスターが切れ味良く前に出た。シップも3/4馬身差まで詰めたが追いつけず。
ハープスターの状態がよくないという話はいったいなんだったの?いや、よくない状態でこれほど走れるところがスゴイと言うべきなのか。メイチの仕上げでないのはゴールドシップも同じであり、斤量差も5㎏もあったので、まあ普通に走ればハープの方が有利だったか。ハープが斤量52㎏で走るとか、なんというボーナスゲーム。ダダ貰いだったところにシップ参戦で俄然盛り上がったが、結果はまあ妥当かなぁ。
しかしゴールドシップも負けたとはいえなかなかの結果。最後方ポツンというのは気になったが、相変わらずのロングスパートで迫力はあった。3着は5馬身離しているし、前哨戦としては御の字かと。
ハープスター凱旋門賞も軽斤量で出走できるので、この分だと期待してもいいかも。切れ味のハープにロングスパートのシップ、それに現在ランキング世界一位のジャスタウェイを含めてタイプの違う強力3頭が凱旋門賞に出走すれば、今度こそ優勝できるかも。ただ…今年はヨーロッパでも大豊作らしく、非常に強力な3歳馬が何頭もいるとか。面白いけど、日本が勝てる!とまでは断言できないか…