世界一大きなトイレ

朝っぱらから衝撃的なニュースを見てちょっと愕然としたが、嫁の勧めもあってちょうど正午からドライブに出発。今日の関東地方は曇天、場所によっては雷雨らしい。実際、走っていて雨に降られることは多かったがすべて少雨。目的地に着く前には雨が上がって晴れ間まで出た。全く運の良いことよ。
で、どこに向かったかというと…月崎。てへへ(^_^;) 先週行ったばかりの房総半島にまた行ってしまった。今回はR16からきっちり千葉北インターチェンジで高速に上がり千葉市内の渋滞を回避。先週は鶴舞インターまで走って高額の料金を取られたので、今回は市原インターチェンジで降りてあとはひたすら一般国道を走って行った。
実は小湊鉄道月崎駅がどこにあるか、ちゃんと確認したのが出発直前。山間部の観光地にある養老渓谷駅の二つ手前の駅だった。遠い!市原インターを降りて下道を走ると光風台駅付近に出て、そこから小湊鉄道の線路沿いにひたすら南下。いすみ鉄道もそうだが、小湊鉄道のローカル線っぷりには感銘を受ける。今時こんなひなびたローカル線はなかなかないぞ。しかも関東近郊で。
山の中を走ることしばし、いよいよ月崎の一つ手前の飯給(いたぶ)駅が近づいてきた。そこであることを思い出し、急遽飯給駅に立ち寄り。なんと、飯給駅には「世界一大きなトイレがある!!」。私も見るのは初めてだ…
しかし、駅に着いたものの何が世界一大きいトイレなのかわからず少し探した。そして、駅に入る手前にある板囲いの中がそのトイレだったことが判明。思ったより小さい…もっと広大な敷地をまるまるトイレ一個にしたのかと思った。
世界一大きいトイレは女子トイレであり、男子は入ることができない。しかしながら扉は常に開けっ放しであり(使い終わったら扉を開けておけと書いてある)、嫁が入る前にちょっと覗いてみたら…草ぼうぼうのただの空き地の真ん中にポツンとトイレが一つ設置してある。上記のリンク先を見ていただけるとわかるが、出来た当初はお花がいっぱいの綺麗な風景の中にトイレがあったのに。なんですかこの寂れっぷりは。
世界一大きいトイレは嫁に体験してもらい、私はそばにある普通のトイレ(車椅子対応なので十分に広い)で用を足し、事後に嫁に感想を求めた。嫁曰く、
「落ち着かない」
だろうねえ!!たしか最初に見た記事でも使った人の感想が「広すぎて落ち着かない」とあったと思う。この巨大トイレ、話題作りには十分なっているが、その後のメンテがいただけない。草ぼうぼうは無いよ…。車椅子対応トイレも駅トイレらしく汚くなっており、掃除用の雑巾が手すりにかけてあったりして気持ちよく使える状態ではなかった。