南海の特急を乗り潰し

結局「はるか」乗車は諦めて南海電車泉佐野に出、さらに急行電車で和歌山市駅に移動。久しぶりに和歌山県突入である。和歌山市駅は市の中心部にあるが、観光色は乏しい駅で土産物屋も無かった(が、駅ビルに入る高島屋に行けば何かあったかも)。
そこからJR和歌山駅に出て和歌山線に乗って橋本に行こうかと思ったが、乗換案内ソフトで検索すると橋本へは南海で大阪方面に出て高野線に乗り換えた方が早いと出た。よく調べると、JR和歌山駅で一時間待ちになっていた。和歌山線、不便すぎるぞ。
というわけで、たまたますぐ出発する南海特急「サザン」の指定席に乗車。8両編成のうち4両が特急車両の指定席、4両は普通のロングシート車による自由席となっており、別に特急指定席料金を払わなくても特急には乗れるがその分座席がしょぼくなるのでわざわざ指定席に乗った。車両は20年以上前にデビューした古株の10000系で、大昔に乗ったことのある車両だがまあいいか。
想像通り始発からずっと車内はガラガラで、サザンは指定席を繋いでて儲かってるんだろうかと心配になるレベル。そのまま大阪中心部に向かい、新今宮で降りて高野線に乗りかえる…おや?天下茶屋で降りても乗換できるじゃん。間違ったかも(^_^;)
そしてまたしても絶妙なタイミングでやってきた特急「りんかん」に乗って橋本に向かった。こちらの特急は4両全車が指定席。もともとこれに乗りたくて橋本に行く予定だったが、方向が逆向きになった。高野線も実に久しぶりの乗車で、南海本線ともども景色が新鮮でまるで初乗りしているみたいだった。