あてどもなく特急に乗り続ける まずは関空へ

昨晩は大阪市内に宿泊したわけだが、せっかくの土曜日なので遊んで帰ろうと思った。しかし今のところ関西地方に未乗線は無く、勝手気ままに列車を乗り継ぐことにした。
昨日南海電車に乗ってて「ラピート」を見かけた。あの真っ青な鉄人28号の頭みたいなデザインである50000系電車の特急である。この電車もデビューしてから結構時間が経ったが、そういえばまだ一回も乗ったことが無い!
ということに気がついたので、まず朝一番に南海なんば駅に行ってラピート号の特急券を買った。JR西日本との競争関係からか、なんばから関西空港まで片道1130円の割引きっぷを発売している。これ結構安くないか?
土曜日の朝ということで車内はガラガラ、おかげで列車旅をじっくり堪能できる。と言っても1時間もしないで終点に着いちゃうけどね。50000系は先にも書いたがデビューして結構時間が経ったけど、車体は素晴らしくキレイ。ピカピカである。車内も十分に豪華で居心地がよい。手が込んだ丸窓もいかしてる。南海電車と言えばくすんだ緑色のイモくさい電車というイメージだが、これは本当に素晴らしい。まあ、デザインがあまりにもロボットなので賛否両論あるとは思うが。アニメか特撮の合体ロボには一番適した電車じゃなかろうか。
もっと乗っていたいがあっという間に関西空港に着いたので仕方なく降りる。関空は…ものすごく人がいないが、これは土曜日の朝だからか?ターミナルの飲食店街に行くとバーガーキングが静かに営業しているのでそこで朝食。日頃バーガーキングに接する機会が無いためのチョイスだが、朝からコレはちょっとやり過ぎたかも。ワッパーの肉でダブルマックみたいな二枚重ねの超ボリューミーな奴を食べてしまって腹がいっぱいである。
関空からの折り返しはJRの特急「はるか」を予定していたが、JRの方は割引特急券は無いようだ。南海の価格攻勢に全く対処してないが、それくらい利用客数で大差をつけているのか?余裕の表れなんだろうか。まともに払うと新大阪まで3000円もかかる。これはたまらん。たまたま海外からの飛行機が到着したようで、外国人が大挙押し寄せてきたがほとんどがJRのみどりの窓口に並ぶ。やはり外国人には安心のブランドJRってことか。ジャパンレールパスみたいな外国人向けのフリーきっぷも充実してるしな。