河内守

佐村河内氏、著作権料ボロ儲け!億超え」…世間でどれだけ盛り上がってるか知らないが、少なくともマスコミは大いに盛り上がっている偽ベートーベン疑惑。佐村河内守氏を「さむらかわちのかみ」と読んでいたネタは先日書いたが、せっかくなので河内守にはどんな人がいたかWikipediaで見てみた。
…なんだか平安時代までの歴代はしっかり書いてるのに、その後の記載は寂しいな。河内守は都に近い国の長官ということで重要なポストだったらしい。源義家八幡太郎)や楠木正成といった著名人も任官している。
戦国時代にも河内守が大勢いたはずだがWikiには朽木元綱のみ記載。なのでWiki内で検索をかけたところ、土方雄久、毛利秀頼、不破光治などがヒット。…若干、地味?独断で一番目立つ存在と思ったのは、一時的に河内国を支配した守護代の遊佐長教(もっと地味か)。
もっとも興味をひいたのは、越前朝倉氏の一族という朝倉在重 (河内守)。越前から追われて駿河に移ったため信長による朝倉滅亡には遭わず、後に徳川家の家臣になり、息子の在重Jr.は江戸町奉行にまで昇進したとのこと。本家の悲惨な最期とは対照的な人生ではあるな。