GO TO BALI

いよいよ社員旅行に出発だが、成田空港に9時集合ということで早起きして空港に向かう。しかし、今日は単なる平日であり、朝ラッシュ真っ只中に大きなスーツケース2個を持って電車に乗り込む困難さ。しかも乗換駅での乗り換え時間が5分とか4分とか。朝からえらい運動をしてしまった。
空港の集合場所に着き、ガイドの説明を聞いて出国開始。チェックインカウンターでチケットをゲットし荷物を預けて、ビザの代金を払う。今回は大手旅行会社のツアーなので手続きの説明は詳細であり、提出書類などは予め書いてもらってあるなど、旅客の負担軽減が図られていて楽で良い。
それでも出国手続きは面倒なモノ。不備があってやり直しと化になったらどうしようとか思うし。荷物検査ではベルトまで外さなければならないので面倒。ま、後ろめたいことをしてなければ何があっても毅然としていられるけれども。
幾多の試練を乗り越えて、ようやく機上の人となる。今日乗った飛行機はボーイング777なる大型機で、エコノミー席は3列−3列−3列の9列もある広さ。でも当然ながらエコノミー席は狭いのひと言。その狭い席に…7時間半も乗らなければならない!そんなに長時間も乗り物に乗るのはいつ以来か?…この前「はまなす」に乗ったのが約7時間。その前の「あけぼの」は堂々12時間乗りっ放し。だが、それらは楽チン寝台車。このくそ狭い席で7時間半じっとするのは難儀なことだ。
そこは航空会社も心得ていて、頻繁にドリンクサービスが来たので、そのたびにビール、ワイン、コニャック(私には珍しいオーダー)なんか飲んだりして昼から砕けていた。昼食は2種類から選べたが、和食が牛すき焼きだったので即座にそれをオーダー。機内食とは言え結構な量で味もまずまず。
しかしそれでも7時間半は遠い。悪い座席ではないがずっと座りっぱなしで尻が痛いし腰も痛い。早く着かねえかな…と目の前のモニターで地図を見ると、まだフィリピンの島と島の間を突き抜けて飛んでるところ。先は長い…。嫁はモニターに組み込まれたゲームに夢中である。
夕方になる頃ようやくバリ島が見えてきた。島の真ん中に山があり、空港は南にあるため山をぐるりとまわりこんで着陸。日本はかなり寒かったので長袖シャツにパーカー、嫁はコート持参だが、現地の気温は怒涛の26度。上着要らんし、シャツも明日からは半袖だ。それに私の大敵、湿度も高い。まあ南の島だから当たり前だが。
デンパサール空港では現地ガイドが出迎え。さっそく今晩からのホテルに連れてってもらう。その途中、海上を走る高速道路を通った。ずいぶん真新しかったが、完成したのが数ヶ月くらい前のことらしい。何もない南の島かと思ったらずいぶん設備投資も進んでいるようだ。
宿泊先のホテルはヌサドゥア地区にある大規模リゾートホテル。地震対策で高い建物が建てられないとのことで4階建てではあるが、面積がだだっ広い大きなホテルだった。とりあえず荷物を置いて近所のレストランで参加者全員による会食を行った。部屋に戻ると、さすがに広い。これから数日間どんな毎日になるのか、ワクテカしながら寝ることとしよう。
※28日以降についても適宜掲載します。