やはりローカル線の旅はよい

朝起床して支度してホテルの1Fで朝食をとる。朝飯サービスのホテルは数多くなってきたが、このホテルは結構本格的なバイキングが食えた。スゲー安いのにえらいサービス良くて有難い。
山陽本線普通列車に乗って海側の席に陣取り、朝の瀬戸内海の景色を堪能。これが見たくてわざわざ防府まで行ったのだ。もっとも真南を向くので逆光がひどいけど。
徳山はさすがに都会だった。防府から行くとスゲー都会だ。駅は橋上駅化の工事中で狭くなっているが、完成したら多分かなりオシャレな駅になるだろう。待ち合わせの時間にかなり早く着いたので街中を歩きまわって観察。その後上司らと現地集合し客先へ。
仕事終了後、徳山駅に戻る。私が想定していたのより早く終わったが、上司と営業は指定席を取っていなかったようで、あと10分で到着するこだま号のキップを買おうとスマホを操作している。が、直前過ぎてEX-ICでは予約できずに券売機で急ぎキップを購入、飛行機の予約を取ってて身動きの取れない私を置き去りにしてとっとと新幹線に乗って行ってしまった。
私は、きっとみんな徳山で飯食って帰るだろうと想定していたが、彼らは広島でいったん降りてお好み焼き食ってから改めて目的地に行くと言っていた。そんな柔軟なことしているのか!知らんかった…。自分もそれくらいのことを想定してもっと柔軟なキップを買っておくべきだったか。
しかし、私にも考えがあって飛行機を取った。とりあえず一人ぼっちで徳山で昼食だ。しかし…街は都会だが私が入りたいと思う店がなかなかない。駅前の大きな商店街はイマイチ活気が無い。周囲にももっと店があっても良さそうな気がするが、あまり無い。あっても開いてない。会社の人とか飯食いに外に出てくるかと思ったが、人気もない。また1時間近く歩き回ってようやく見つけたお好み焼きの店で食った。
それでもまだ列車の時刻までずいぶんある。ここはひとつ、鉄道マニアの意地を見せて、列車が来るまで何十分でもホームで待ってやるわい!!と早々にホームに行った。するとあまり時間の経たないうちに岩徳線のキハ40が1両で入線してきた。有難い。30分も余計にキハ40の中の人になれる(^_^;)
岩徳線は1両増結して2両になったがワンマン運転で出発。ああ、ローカル線の旅はやはりイイ。岩徳線は特に景色がきれいなわけじゃないが、今やローカル線に乗ること自体がなかなか無いこと。徳山から岩国まで距離が近いかと思ったが、意外と距離があって列車も1時間以上かけて走る。もちろん遅い方が嬉しいが、それでも終点は来てしまう。岩国に着いたとき、とても残念だった。