博物院に行くのに苦戦

台北の観光地と言えばいっぱいあるが、一番最初に行くべきはやはり故宮博物院?というわけで今日は早速そこに向かう。といってもガイドを見ると現地に行くにはバス利用が必須。一番簡単なのはメトロ士林駅からバス利用なのだが、市街地から直通するバス304系統もある。しかしこれに乗るには少なくとも台北駅に行かねばならぬ。メトロの方が楽でいいか。
その前に、中山の隣駅の双連駅近くにあるJTBのツアーデスクに行って台湾高鉄のフリーきっぷを買った。正確にいうとフリーきっぷの引換券だが、これを使うと台湾高鉄(新幹線)が3日間乗り放題で、しかも台北から終点の左営までの往復運賃より安い。
MRTで一駅の区間を使うのも金の無駄と思い、地図を見ながら歩いて行ったが、土地鑑がないので目的地を通り過ぎ、なんとその次の駅である民権西路駅近くまで歩いてしまった。歩いて戻るのがうぜー。朝から疲れてしまった。
双連からMRTに乗って士林へ移動。バス乗り場は駅の目の前だった。博物院に行くバスは何系統かあるが、すぐに来た19系統というマイクロバスみたいなのに乗車。ところが、バス車内で小銭の両替ができない。運賃はたしか15ドルだったか、しかし手持ちは50ドル硬貨しかない。困っていると乗客のおばちゃんが他の乗客に働きかけ、他のおばちゃんから10ドル5枚に両替してもらった。実に有難い。誰彼かまわずシェーシェーと言いまくって謝意を表した。
このように、台北でバスに乗るのは非常に難しい。道路にバスは山ほどいるが、運賃が均一なバス、運賃二階建てや三階建てのバスがあり、払うタイミングも前払いと後払いがあるらしく、支払方法がバラバラでわけがわかってないと使えない。両替もできないので、ICカード利用が必須と言っても過言ではない。もっとも台北のバスは行き先表示が非常に見やすく、でっかいLEDに系統番号と始発・終点が馬鹿でかい字で表示されてわかりやすい。漢字なので行先もイメージしやすいのはイイ。