高千穂鉄橋を渡れる

高千穂鉄橋の絶景再び 20日からカート走行延長」…廃止された高千穂線の線路を利用してカートを運行している高千穂あまてらす鉄道よりのお知らせ。ついにあの高千穂鉄橋をカートで渡ることができるようになったらしい。き、き、き、キタワネーーーーーー!!!
高千穂町の協力を得ての実証実験ということで夏季のみ(7/20から8/31まで)の運行となり、しかも1日7往復の限定運用、ということは乗れる人は限られる感じ。それでもなお、水面からの高さ105mという驚異の高さを誇る高千穂鉄橋を再び渡れるわけだから素晴らしい。
ちなみに私が高千穂線に初めて乗ったのは中学生の頃。…1984年だったか、1985年だったか、記憶があいまいになってきた(^_^;) 高千穂線に乗るために博多から夜行急行「日南」に乗って延岡で降りよう、としたら寝過ごして次駅の南延岡まで運ばれてしまった。夜明け前なので戻る手段がタクシーしかないけど金が勿体ないので線路沿いを歩いて延岡に戻ろうとしたら、かなり幅の広い五ヶ瀬川が目の前に現れ、上流下流ともに人の渡れる橋は無く…(ここから先は秘密)
というような思いをしてようやく高千穂行きの初電(電車ではないが)に乗り、寝ぼけ眼で高千穂鉄橋を渡ったのが最初。乗った車両はキハ20の初期車(バス窓)で、橋上を低速走行したので窓を全開して顔を外に出して下をのぞきこんだ。
…確かに高いことは高い。が、高過ぎて思ったより恐怖はなかった。あまり高さを実感できなかったと言った方がいいか?橋の下には川しかなく、距離感が意外と掴めなかった。私個人としては、高森線の第一白川橋梁(高さ約60m)や山陰本線餘部橋梁(高さ約40m)の方が恐かった。
高千穂鉄道になってからも一回乗っているはずだが、その時の記憶は定かではない。きっと窓から顔を出してない(出せない?)から覚えてないのだろう。
そんなわけで私がもしあまてらす鉄道のカートに乗れたら、高千穂鉄橋から下を見るのは約30年ぶりということになる。乗りたい…けど、関東から宮崎県北に行くための費用はあまりにも高い。残念。