悪夢再び

<新小岩駅>JR東、ホームドアを検討 飛び込み相次ぎ」…2011年7月に起こった伝説の飛び込み自殺事件以降、一躍首都圏最大級の自殺名所となったJR新小岩駅快速線ホームで悪夢が再び起こった。前回もそうだったが、今回も新小岩を高速で通過する特急成田エクスプレスが狙われた。跳ね飛ばされた体の一部がホーム上の他の乗客に命中して軽傷を負ったと。人体は60kg位あると仮定すると、それが直撃したらただでは済まないので、軽傷ということは当たったのは人体の一部であろう、とか…それってバラバラですか?なんともおぞましい限り。
2011年のは跳ね飛ばされた人がホーム上のコンビニに突っ込んで客4人が負傷という驚くべき事件であった。それ以降数日のうちに新小岩で何度も飛び込み自殺があり、対策として例の青いライトの設置やホーム上に警備員を配置するなどしたのが…あれから2年経って気が緩んだのかね。また同じ悲劇が起きてしまった。
ここまでして埒が明かないとなると、いよいよホームゲート設置を真剣に検討しないといけないところまで追い込まれたか。それの設置は抑止力は確かにある。おかげでつくばエクスプレスはいまだに人身事故ゼロだ。しかし、飛び込みたい奴はそれでも飛び込むだろうからな…本当にゼロにしたいのなら、メトロ南北線、京都地下鉄東西線ゆりかもめ等が設置している天井まで届くホームドアが万全だと思うが、コストがね。
もっとも、新小岩がダメになったら他の駅が標的になるだけのことだと思うが。山手線みたいに一形式しか走ってない線区はホームゲートを導入しやすいが、特急も走る線区は現状では導入困難。いったいどうしたものかねえ。