フェブラリーステークス

今日の競馬はGI・フェブラリーステークス。ダート1600mのおなじみのレースだ。私はダートレース好きなので馬券は検討したかったけど、当てる自信がなかったのでやめておいた。でも一つだけ確信していたことがあった。それは(今頃言っても後出しジャンケンだが)NHKマイルカップ勝馬で初ダートとなる1番人気カレンブラックヒルは必ず飛ぶ、ということだ。
今のところ、JRAにおいて初ダートがいきなりGIで勝った馬は1頭もない。馬券に絡んだのも、2001年フェブラリーステークスで3着になったトゥザビクトリーがあるくらい。ジャパンカップダートにも初ダートで馬券に絡んだ馬は1頭もいないようだ。
2000年にキングヘイローが初ダートとしてこのレースに出走し1番人気になって惨敗こいて以来、私はこの法則でずっと予想している。もっともそのおかげでトゥザの年は馬券外したんだけれどね…。
芝で活躍した後ダートに移って大活躍した馬で最右翼なのは私はクロフネだと思っているが、クロフネが初ダートで世間を驚愕させたレースは武蔵野ステークス。1分33秒3という芝レース並の猛スピードで走ったアレは戦慄ものだったが、このレースはGIII。次走GIジャパンカップダートは1本かぶりの人気で圧勝したが、既に初ダートではない。
クロフネはその年のNHKマイルカップ勝馬秋の天皇賞を目指していたが、GI馬アグネスデジタル(前走で盛岡競馬の南部杯を勝って天皇賞出走を確定)に弾かれて出走かなわず、武蔵野ステークスに矛先を変えたと記憶している。結果的にクロフネの底力が見れて良かったけれど、そんな経緯で最初からダートを狙ってたわけではなかった。蛇足ながらアグネスデジタル秋の天皇賞を快勝してクロフネの邪魔をしたという批判を封じた。
前走が芝レースでダートGIを勝った馬なら、アグネスデジタルのほかグルメフロンティアイーグルカフェなどがいる。しかしいずれも以前にダート戦で結果を出している馬であり、もともと実績があった。完全に初ダートだとキングヘイローにしろ今年のカレンブラックヒルにしろ適性が読めない。馬体が見れる人だと、あの馬はダート向きの馬体ではないなどと論評できるようだが…。それで馬券的に全く人気がないなら、才能にかけてみたい気もするが、これらの馬は人気するので妙味が全く無い。切るしかない。
今年のフェブラリーステークス勝馬グレープブランデーだったが、この馬は3歳時にジャパンダートダービーを勝ったGI馬。前走の東海ステークスも勝ってたし、この結果はまあ妥当。しかし2着エスポワールシチーは9番人気、3着ワンダーアキュートは7番人気で馬券は荒れ模様だった。ダートGI馬が3頭並んで3連単11万円、馬連と3連複が万馬券なんて配当高過ぎない?馬券買っときゃよかった…今頃言っても仕方がないが…