あおなみ線SL本格的運行に向けて

<SL>名古屋を走る 高層ビル群に汽笛…実験運行」…名古屋のあおなみ線のSLがついに本当に走った。抽選で選ばれた乗客は100倍の倍率から選ばれ、沿線にも大勢の人が出たという。やった甲斐はあったのう。いや盛り上がることは予見できたが、これは予想以上の手ごたえがあったのでは。
今回は試験的な運行ということで、SLも客車もサポートのディーゼル機関車も全部JR西日本からの借り物だった。次は本格的に運行するための準備に入るだろうが、いつまでもJR西から借りるわけにもいくまい。前にも書いたがSLは保存展示されているのがたくさんあるからその中から状態のよさそうなものを選んで復活させればいいかと思う(それでも廃止から何十年も経っているので使えるものはごく限られるだろうが)。それよりも問題は客車だ。もうほとんど残ってない。新製はあまり現実的でないからなんとか中古を調達してくるしかないが…
しかし、実は近くにおあつらえ向きなものがある。JR東海がかつて博物館を作るために全国から保存車両を集めて、美濃太田の側線に大量に留置させているが、集めるだけ集めてほとんど活用していない(5両くらいリニア・鉄道館に展示されたそうだが)。その中にオハフ46が3両あるので、これを何とか使えないものか…。なんかJR東海と交渉したら譲ってくれそうな気がしないでもないが、なんとつい先日の2月13日に、そこに留置されていた一両、クハ165が浜松の車両基地に陸送されて、廃車予定の117系や119系と一緒に並べられたというニュースがあった。これは気になる動きだ。
それらの車両の写真は検索かけると大量に見つかるが、見るとずいぶん痛んでいるのでもう不要と判断して潰す気なのかも。それを貰うなら早めに交渉開始しないと、やばい。