周遊きっぷ、おだやかな死へ

JRグループ、「周遊きっぷ」の販売を3月末で終了」…昔は周遊券と言っていた周遊きっぷがついに発売終了である。JR化以降、寝台列車と同様に徐々に使いにくいものに変化させていって、四半世紀をかけておだやかな死へと。JRには既に売る気はなかった代物で、いまさら無くなってもなんとも無いが、やはり残念だしJRには怒りを覚えないでもない。
特に周遊きっぷに名前が変わった時の改悪ぶりがいただけない。わざと切符の組み立てを面倒くさくして買いにくくしたし、周遊できる範囲も徐々に削られていった。あまりに面倒なのでプロであるはずの旅行会社の社員でも切符を作れないほどだったとか。
昔の周遊券のころにはホントお世話になったなあ。まさに使い倒していた。もうそんな思い出も過去のものになってしまうのだな。さみしいものよ。