夷隅地方が熱い

<いすみ鉄道>半世紀ぶり里帰り 国鉄型車両キハ28一般見学会」…若いころ全国のローカル線で散々お世話になったキハ58・28の系列で数少ない生き残りだったキハ28の1両が奇跡の復活、JR西日本からいすみ鉄道に譲渡されたとのこと。
あれだけたくさんあって、全国どこに行っても普通に乗ることができたキハ58系もさすがに2010年代になるとほぼ全滅。定期列車は去年終了し、現時点で稼働中のキハ58系はJR東日本・盛岡のジョイフルトレインKenji」3両のみだという。
保存車は全国各地にあるようで動態保存もあるらしいが、いすみ鉄道に来たキハ28は土日のみとは言え営業運転されるというから価値が高い。同じ千葉県内だし是非会いに行きたいものだが、しばらくは鉄どもが大勢押しかけて大変だろうから落ち着いたら乗りたいものだ。いすみ鉄道キハ52・キハ28に続いてJR東日本からキハ30も買うということだし(これは静態保存だそうだが)、観光の目玉にするためとはいえ気合の入りようが半端ではない。
同じ夷隅地方にはいすみ鉄道とは直接関係ないらしいが同じようなことをしているヒトがいて、沿線にある「ポッポの丘」に古い鉄道車両が搬入されたというニュースが最近よく聞かれるようになった。
近頃は都内に保存されていた営団地下鉄丸の内線の赤い電車が運ばれたと聞いた直後にJR東日本から24系寝台車も搬入されたと聞いてさすがに「はぁ?」と驚いた。全国の種々雑多な車両を矢継ぎ早に導入しているようだ。いったいどんな風になっているのか、ちょっと確かめに行きたくなってきた。