北海道旅行三日目 まずは小樽観光

今朝は疲れを考慮して少し遅めに起床しチェックアウトすると午前中は小樽市街の観光に徹する。小樽は何回か来ててちょろっと観光もしたことはあるがじっくりやったことはないのでちょうど良い。南小樽の方に行って車をとめ、北一ガラスのガラス館や店を見て回ったりオルゴールの館を見物したり…なんだかガラス細工とオルゴール屋さんばかりあるな。昼まで観光して、昼食も市内の丼物の店で海鮮丼を食した。安くてうまくてとても満足だった。
ここに限らず小樽駅前付近もそうだが、明治大正のころの小樽が栄光に包まれていたころの銀行や商社などの建物がたくさん残されていて、それらが改装されて店になったりして現存しているのが興味深い。どうせなら街全体が明治時代を再現していたらなお面白いが、さすがにそれは無理か。
小樽市街を真横に走る国鉄手宮線の線路跡がほとんど全部、線路ごと残されており、道路との交点にも線路が残っている。廃止されたのは1985年なのにいまだに踏切廃止の看板が出てるくらいだ。1962年に廃止された色内という駅の跡まで残っていて、ご丁寧にイミテーションの駅舎まで作っている。こういうものまで大事にとっておくのも、小樽の見識なのだろう。
この手宮線の終点の手宮駅だったところに小樽鉄道記念館(←北海道鉄道記念館)があったのだが、私が訪ねた後、小樽市総合博物館に変わったというのを聞いたので最後にそこに行ってみた。ここは前に一度来たということで先を急ごうとしたのだが嫁が行ってもよいというので敢えて行ったのだが…なんと、痛恨の定休日!よく考えたら世間的には今日は三連休明けの平日なので、休日にするには絶好のタイミング。残念だが、まあチラ見した分では以前展示されていた鉄道車両はたいてい残っているようなので、とりあえず安心して小樽を離れた。