洞爺湖でいろいろ堪能

蟠渓、久保内というかすかに聞き覚えのある地区を通り過ぎて壮瞥町の中心に到達、ここで道を曲がって廃線跡とオサラバして洞爺湖を目指す。そして山を越えると目の前にでっかい湖が…これはまたでかい!支笏湖もでかかったがこっちはそれ以上にでかい。おまけに湖の真ん中に島が浮いており、そこに観光船が発着している。とりあえず湖に着いてすぐ見つけた駐車場に車を止めてしばし観光。景色を写真に撮って、妹に第二問を送ったが「まさか洞爺湖?」と正解を書いて送ってきた。
湖の真ん中に向かう観光船の発着場はしばらく行った温泉街の中にあったので、そっちに移動して乗船。天気もいいし、風も涼しいしフネはのんびりしていて言うことない。乗客が投げるエサを目当てにカモメどもが次々飛来してはフネのぎりぎりのところまで接近するのでとてもエキサイティングだ。いつも思うが、カモメってでかいよな。おまけにすごく食い意地がはっている。
妹からどこにいるのかとメールが来たので、今まさに洞爺湖にいると返したら、妹から「今函館。これから洞爺湖に行く。」と返信が。なんということだ。北海道好きの妹に北海道旅行を自慢したつもりが、妹も北海道に来ていたとは。これでは自慢にも何もならない。ちなみに妹はバイクツアラーなので、いつも九州から延々走って北海道に来る。まったくあきれ果てた奴だ。今日は洞爺湖に泊まり翌日は支笏湖まで林道を走り、苫小牧から船で帰ると言うが、苫小牧ということは船の行き先は八戸か大洗か…そこからまた走って帰るのだろう。どこまでもあきれた奴だ。
それはさておき、我らの乗った観光船はのんびりと島に到着したが、次の便が30分後と言うことで下船はせずそのまま同じフネで岸に戻った。ちょっともったいなかったかなとは思った。
腹が減ったので食事のできる店を探したが、そもそも店が少ない上に、入ったレストランは観光客の待ち行列が長かったので断念し、湖沿いに店を探した。正直店なんてないと思ったが、これがちゃんとあった。しかも結構オシャレな店が。街から離れているので客も少ないし料理もまずまずおいしくて満足。
その近くには別のリゾート施設があり、上の方にあるでっかいホテル(ザ・ウィンザーホテル洞爺 日本でサミットが行われた時の会場の一つ)まで行くらしいロープウェーもあった。私も乗りたかったが特に嫁が強い興味を示して乗ってみようということになったが、運賃が1500円だったので断念。さっき観光船でいっぱい金使ったから…
その後も洞爺湖をひたすら右に見ながら周囲をまわる。段々向きが北になってきたところで洞爺湖とはおさらばする予定だが、その寸前にまた絶景スポットを見つけたので停車。今度はさっきの島を反対側から眺める格好となる。
今日の観光客は全体的にやや少なめといったところだが、ここの土産物屋はまた一段と人が少ない。なんでかなーと思っていたがやっと気がついた。昨今の海外情勢により、中韓の観光客が激減しているためどこの土産物屋も閑古鳥が鳴いているのだ。まあ、店やホテルやバス会社などはダメージ大なんだろうけど、うるさい観光客がいないおかげでこっちはすげー快適v(^_^)v 国内旅行するならうざい中韓の人がいない今が一番いいですよ!