北海道旅行 第二日 まずは支笏湖

二日目は早起きして7時半にはチェックアウト、速やかに地下鉄で札幌駅に移動。駅前のレンタカー営業所でレンタカーを借り出してさっそく出発である。といってもまだ朝食をとっていないので、平岸のロイホで朝食をとる。
今日の予定は、私の意見で道央のベタな観光地を巡ることにした。これまで北海道旅行では列車で移動したり、車でも道北や道東、道南を巡ることが多く道央は個人的にすっぽり抜け落ちている地域だったので一度行ってみたかったのである。で、札幌市内から一路支笏湖への国道をひた走る。真駒内を過ぎたらもう人の住んでない山また山の風景になってしまった。延々と走ると、そんな山の中から突然巨大な湖に到着。支笏湖でけー!そして何て湖水がきれいなの。水着を着て湖に入る子供たちがいたりしたが、湖に手を付けてみると冷たかった。湖の写真を撮って、北海道大好きの我が妹に送って「ここはどこだ?」というクイズを出したがさすがにわからないらしい。クックック。
湖の周りを走りながら南下。観光の中心地らしいところは駐車場が有料だったのでパス。湖にたどり着いたときに停まった何もないただの岸は無料だったので、そこで観光して正解。支笏湖から今度はまっすぐ洞爺湖を目指して西進する。
その途中の山の中で、きのこ王国なる店を発見。きのこ汁100円の文字につられて停まってみると、駐車場も店内も人でいっぱい。まだ昼飯には早いが、みんなきのこ汁やてんぷら、丼ものなどをバクバク食ってる。こんな誰もいない山中で大賑わいの店を開くなんてやるなあ、と思った。が、この後きのこ王国なる店を2つ見かけたので、きのこ王国はチェーン店らしいと気がついた。それにしてもこの商法はすごい。
しばらく走ると大滝地区というところに出た。ここはいにしえの国鉄胆振線新大滝駅のあった地区で、ここから伊達紋別方向に胆振線廃線跡と並走する形となる。胆振線には1985年に乗車したが、翌1986年に廃止。既に廃止から四半世紀以上経っており、廃線跡がどこにあったか判別つかない。走りながらあれかな、これかなと探していたが、嫁の方が先に「あれではないか?」と進行方向右手を並走する土盛りを指す。確かにそれはいかにも廃線であった。私は左手を見ていたので気づくのが遅れた。嫁に先を越されるとは…ここまで訓練させた甲斐があった。