三江線いよいよヤバイか

「JR三江線増便社会実験（バス）の実施について」…JR三江線は今も昔もお客の少ない、昔ながらのローカル線。あまりの客の少なさにいつなくなるかとハラハラさせられるが、そんな三江線で社会実験が行われ、増発が行われるそうな。
といっても増発分はすべてバス。三江線はあまりにも列車本数が少ないため設備がきわめて貧弱で、列車交換ができる駅が少ないので列車を増発できないそうだ。そこでバスを使って本数を1.7倍にして、それで客が増えるかどうか試す。表向きはそういうことだ。
しかし、このニュースを聞いた人は素直にそう取らなかった。これはどう見ても、三江線をバス転換した場合のシミュレーション。利用客にバスの便利さを体験させることで線路の廃止に一歩近づけたいのだろうと。
まあ、みんながそう思うほど三江線は既にヤバイというのは共通認識ではある。まだ乗ってない人は三江線はもとより芸備線や木次線、福塩線、姫新線といったJR西日本が抱えるローカル線群はとっとと乗りつぶすことをお勧めする。しかしこれらの路線は一部を除いて本数も極端に減らされていて、乗りつぶすのが容易ではなくなっている上に、走ってる車両がオールロングシートだったりすることもあるみたいなので、大変じゃ。