廃線の移り変わり

廃線の駅舎、昨夏に倒壊 鉄道ファン「残念」 愛知」…旧豊橋鉄道田口線の終点・三河田口駅の駅舎だった建物が完全に倒壊してしまったというニュース。実は私、ずいぶん前に田口線の廃線を訪れたことがあり、この三河田口駅の駅跡にも当然行った。
よくもまあこんな山奥に、と思えるような狭い谷間の狭い空き地が三河田口駅の跡であり、既に半壊して大きく傾いた廃屋がその駅舎であった。崩れすぎてて駅舎らしい面影を見ることはできず、空き地も駅跡らしいものと言えば架線柱らしき電柱くらい(田口線は電化されていた)だった。人家は谷の上にあったため駅前はほとんど何もなく、廃商店が一軒だけ残っていた。
そんな廃屋でも廃線マニアには絶好のスポットとして有名?であったが、倒壊して片づけられたということで今はもうただの空き地…まったく、世の中の移り変わりというのは切ないものですな。