春は近いはずだが

今週の一週間はほんとに疲れた。とても朝から起きる気力はない。昼まで寝て、PC触りながら競馬中継を見る。昨日から風が強くて、とても寒い。3月とは思えぬ寒波襲来である。と、隣家に人影が…ようやく隣の家にも人が引っ越してきたようだ。エアコンや冷蔵庫といった大型の家電製品を運び込んで、設置作業をやっているようだ。不動産屋に聞くと、明日も別棟の住人が引っ越してくるらしい。ようやく、我が家の周囲にも人が増えてきたな。

終焉

最終ブルトレの雄姿 目に焼き付け 東京駅に2000人出迎え」…3月13日限りで廃止となった寝台特急富士・はやぶさ」の最期を見届けようと大勢の人出があったようだ。私は仕事が忙しくてそれすらできなかったが、できればもう一度乗っておきたかったものだ。もう10年くらい前から何度も「お別れ乗車」してきたとは言え、テレビを見るとやはり乗りたくなってくる。最終日のあんな大騒ぎの渦中に居たいとは、それほど思わないので、半年前くらいに乗っておけばよかったなあ、と。
自称鉄道マニアとして30数年だが、福岡市に住んでいた私にとって鉄道趣味の出発点は九州ブルトレにあった。自分の心の中では常に「さくら・はやぶさ・みずほ・富士・あさかぜ」の5特急が最高峰として存在していたのだが、それらを含めた明星・彗星・あかつき・なは・金星といった、九州に乗り入れる寝台列車がついに全滅したという事実は、残念極まりない。なんだか自分の心中に穴が開いてしまったような気分だ。
とはいえ、こうなることはかなり前から既にわかっていたので、悲しくてたまらないというほどでもない。むしろ今まで老残を晒していたのがついに終焉を迎えるということで少しほっとした部分もなくはない。はぁ、でも、やはり私のこれからの人生で「寝台列車で九州に帰る」という経験ができないのは寂しい。願わくば新幹線でそういうことができるようにならないかと妄想しておくか。