[競馬]有馬記念顛末記

事後となってしまい恐縮だが、有馬記念の予想は以下の観点から進めた。すなわち、何が何でも穴狙いであり、過去何度も大荒れとなった有馬記念の荒れるパターンを研究するに、ちょうど都合よくnetkeiba.com須田鷹雄氏のコラムが参考になった。
曰く、過去大穴を開けた連対馬は(1)その年の内に定量か別定のGIIを勝っているか、GI2着がある(2)それを満たさない場合は中山のGIIで2,3着がある(3)前3走以内の重賞で馬券対象になっている
だそうだ。そしてその例としてマツリダゴッホフサイチパンドラが挙げられていた。なるほど!と思い、これに加えて条件に該当するチョウサンと合計3頭、穴に狙うと決めた。その後、フサイチパンドラが除外となり、ターゲットはマツリダとチョウサンの他に、人気が無いインティライミドリームパスポートも加えた。しかし降雨があり馬場が悪化したため、チョウサンは無いかなと思い、対象から外した。
当日(つまり今日)、レースは家でテレビで見ていたが、パドックまで見てから買い目に入れる人気サイドの馬をメイショウサムソンロックドゥカンブウオッカにした。ウオッカ…絶対に中山2500mは向いてないだろ、しかも大外で!!と思ったものの、馬自身はとてつもなく良い出来であるらしいので、勝てずとも馬券には絡むのではないか、と思ってしまった。
ここで整理すると、買い目に入れたのは内からサムソン、ドリパス、マツリダ、ロック、インティ、ウオッカである。穴馬の中では特にマツリダゴッホが気に入ってて、内枠であること、中山が得意なこと、須田氏の予想にピッタリ合致してること、それに鞍上の蛯名騎手が昨日今日と絶好調なこと、嗚呼この馬なら軸にしてもいいかもと思い、追加で複勝馬連流しを買おうと決意。
しかし手広く流すか、買い目を絞るかで悩み、結局挫けてしまって馬連流しの相手はサムソン、ロック、ウオッカの3頭のみにした。ここが運命の分かれ道だった!!
結果は皆さんご存知のとおり、先行した馬の中からうなるように追い出しにかかったマツリダゴッホが直線で抜け出し、ダイワ兄妹の追撃を振り切って見事なる優勝!!…最初は唖然とした。しばらくして、悔しさがこみ上げてきた。ちくしょう!!単勝も買っておけば良かった!!orz
…でも、上記顛末からいくとマツリダの単勝買いまでは考えが行ってない。これぞまさしく後の祭りだゴッホ。問題は馬連流しを買うときに、流しの相手から2着・ダイワスカーレットが抜けた点だが…当初の計画では有力どころには流そうと思ってたものの、肝心のスカーレット(と兄メジャー)は最初から買うつもりが無かったもので…(^_^;) 3点流しで良かったのかもしれん。もっとたくさん流してたのにスカーレットだけ抜けてた、なんて可能性もあった。
そんなわけで今年の有馬記念マツリダゴッホ複勝、1030円のみ的中、もちろんトリガミorzという寂しい結末になった。人のコラムを参考にしたとは言え、勝馬に目が行ったお陰で全滅は免れたが、そこからもう一歩先が踏み出せなかった悔しさが残った。
反省としては、強固に狙う穴馬があったら馬連でも手広く流しておけばナァ、ということと、マツリダが上位に来るパターンはどんな場合か、というのを脳内シミュレーションでしっかりやっておけば、もしかしたら「先行馬の前残り」に思い至って、ダイワ兄妹も買えたかもしれないのにナァ、ということだ。
とりあえずこの反省を明日以降の地方競馬の重賞に生かすとするか(^_^;)

暴飲暴食反省会

有馬記念が終わったら、馬な連中と忘年会をするために出撃。神保町にて中山競馬場有馬記念を見たあと移動してきた連中と落ち合う。友人Nは散々悩んだ予想が見事に覆って前残りになってしまった有馬記念に怒り心頭であった。確かになあ、今年のGIは毎回前残りばかりで、後方待機の馬のふがいない惨敗が多すぎた!!有馬記念までそれかい!!という憤慨は理解できる。
私も買った馬の中で先行するのは上位に来た1頭だけだったので、それしか来ないという惨敗。いくら苦手の芝GIとはいえ、こんなに外すのもあまりない。たまたま来た1頭の複勝掴んでたからかろうじて全滅回避、だもんな。よくそんな複勝買えたな、と言われて少し得意げも、全員マイナスで今日もまた反省会とは毎度毎度進歩が無い。
一次会で暴飲暴食のあと、ケーキ屋に移動して別腹まで満タンに。去年はNと二人でホールケーキを半分コして、友人Hを呆れさせたが、今年は友人Mが来てて4人もいるからホールケーキを平らげるのも楽勝だぜ!!…と気合入れてたのに、今年はホールケーキが売り切れてて残念無念。
ケーキを完食しつつ、有馬記念の恨みを東京大賞典で晴らすと誓う我々であった。私はその前に、明日の名古屋GPで一矢報いるつもりだが。