冬の雨

はぁぁぁ…朝から雨だよ。冷たい、つめたーーーい雨が降ってる。バスも電車も混んでそうだなあ、乗りたくねえなあ。バスは予想通り大幅に遅れてきて、しかもいつもより2割増で混んでいた。それよりももっと凄いのは、いつものアレ。武蔵野線からの直通快速。いやもう、なんと言ったらいいやら…電車が駅に着いても、ドアが内圧に押されて開かない。内圧とは言うまでもないが乗客が車内からドアに与える圧力のことである。やっとドアが開いたと思ったら転げるように客が出てきた。中の人に道を開くためにいったん外に出た乗客が、再び乗り込もうとしても、乗れない。小柄な若い姉ちゃんだった。無理やり押し乗ろうとしても、押し込めない。そしてドアが閉まり、姉ちゃんは挟まれた。ドア再開閉の間に渾身の力を込めて再度押し込む。雨出足を滑らしながらも、ドアのレールに靴のかかとを引っ掛けて力一杯押し込むと、なんとかドアが閉まった。
…この間、私はただ観察していた。乗るか、こんなもん。この駅でこんだけ激しく混みあうのなら、次の停車駅ではいったいどんな圧縮地獄が展開されるのやら。想像するのもうっとおしいし、もちろん体験なんかしたくも無い。濡れた傘を押し付けられても逃げようが無いし、その傘も折れ曲がってしまうこと請け合い。
そんなこんなでやっとこさで出勤したら、後はグッタリ。しかし、グッタリしたままでいられるほど暇ではない。あれやこれやと仕事が沸いてきて、いくらはいてもはききれない。嗚呼、師走だなあ。早く師走なんか終わってしまえばいいのに。
個人的には、朝大雨が降ってたのに夕方に雨が上がっているとなんとなく腹が立つ。雨なんて降らなければそれに越したことは無いのに、「だったら最初から降るな!」と天に毒づきたくなってしまう。めちゃめちゃ寒いし、気は重いし疲れたし眠いし。早く週末よ来いという気分。…嗚呼、日曜日は出勤だったのを思い出したorz 激鬱。