ようやく治療する気になったということで

今日は早帰りの水曜日ですが、早くに家には帰れません。遅くなっても帰れません。そうです、今日は検査入院なのです…。あまりの眠さにとうとう検査を受けてみる気になったわけやね。いったいどうなることやら。
検査は病院に一泊して、寝てる最中に何をしているか細かく検測するというもの。今流行の睡眠時無呼吸なんちゃらを始め、イビキ、歯軋り、などなどをリアルタイムでモニタリング。そのために、体中にセンサーを取り付けて寝るという凄まじいもの。そんなんでちゃんと寝れるのだろうか。
まず昼間は普通にお仕事。そして定時になって退出して、近辺で晩飯を取る。近所にはラーメン屋や大量にあってなかなか食べに行く機会も無いが、今日は特に気になるとんこつラーメンの店に行く。お味は…うむ、なかなか良い。とりあえず合格。しかし最近は東京でもうまいとんこつラーメンはフツーに食べられるようになったな。より素晴らしいラーメン店を探すとなると、まだまだ難しいと思うが。
それから病院に到着。待合室に人がたくさんいるので「今晩泊まる患者がこんなにたくさんいるのか!?」と焦ったが、この人たちは単なる外来。夜20時まで外来診療をやっているのであった。しかしまあ、今の世の中、睡眠障害で病院に来る人がこんなにいるんだね。
こんなにいる、というと私が今から受ける入院検査も予約を取るのが大変だった。入院検査は一日5人まで受けることが出来る。予約に行ったのは先々週、8月末であったが、9月は土休日が全て一杯で、比較的空いてる水曜ですら半月後という有様であった。つまりこの病院には毎晩5人が宿泊しているわけだ。みんな苦しんでいるんだ。仕事中に眠くなっても、それは病気だから仕方が無いと。
…と、とりあえず自分を盛り上げつつ、病院に投宿。室内は狭いシングルルームになっていて、テレビは無い。ただ寝るだけの部屋だ。仕方が無いので、時間が来るまで携帯のワンセグTVで総理大臣辞任のニュースを見ていた。総理辞任の一件はちょうど昼休みに休憩室でテレビを見ていたらテロップで速報されたのを見た。12時57分だった。嗚呼そう、ついに辞めるのね、と当然のように受け取ってしまったが、良く考えたら所信表明演説の後に辞めるってのは理屈に合わず、いかにも変だ。わざわざこんな最悪のタイミングで辞職するものかな。
などと考えていると、とうとう検査開始。頭に顔に、手足にと次々とセンサーを取り付けられる。全部で23個もつけたそうだが、おかげで私は体中テープだらけになってしまった。しかしせっかくなので、センサーだらけのこの体を携帯で記念撮影してもらった。看護士さんによると、記念撮影を頼まれることは多いらしい。
そして、寝ろといわれた。是非そうしたいところだが、全然眠くない。いつもより随分早い22時、そして体中のセンサーが気になって眠れやしない。別の病院から貰っている薬を飲んでも全然眠くない。こんなんで検査になるのかなあ…と悶々としていると、医師がこっそり入室してきた。私が動いたのでセンサーが取れたらしい。こうして外れたセンサーを付け直しに入室することはありえると事前に説明があったので驚きはしない。
センサーのコードは機械に繋がっており、このままでは起き上がることさえ出来ない。当然トイレにもいけない。もしそんな用事が出来た場合はナースコールしなければならないのだが、そんなことで呼びたくないので事前にトイレには行っておいた。しかし一点ぬかったことは、部屋のエアコンでガンガン部屋を冷やしたまま検査に入ったので、いざ寝ようとすると部屋が寒い。しかしエアコン切ってもらうためにわざわざ呼ぶのもなんだなあ、と思ってそのままにしておいた。
さて、検査はどうなりますやら。実は事後に書いてるこの日記、翌日分は13日の日記を見よう!\(^o^)/