風のバカ

今朝は随分と風が強く、テレビで「地下鉄東西線が運休」といっていたので、すわ今日は出勤不能か?と期待した危惧したのだが、JR京葉線の方は平気で動いているらしい。なんで京葉線は止まらないのだ?駅に行ってみてもいつもより多少遅れているだけできちんと動いていたし、東西線だけ止まるってのはどうよ。
こういうとき、東西線浦安駅からJR新浦安駅に向かって膨大な客の流れができるものだが、今日はあまりそんな流れは無かった。たしかにいつも乗る混んでるバスは今日は超満員でやってきて、扉も開けずに通り過ぎていったが、その次に来たバスは空いていたし。だから今日はいつも通りに出勤できると思っていた。
しかし、さにあらず。なんと乗車してから車掌が言うには「強風のために葛西臨海公園と新木場の間で徐行運転します」とぬかしやがる。先に言え!実際には前の列車が詰まっていたからか、葛西臨海公園駅に入るずっと手前からひたすらノロノロ運転。スピードは自転車といい勝負だ。朝ラッシュ時の超混み電車で自転車並みの徐行運転…言うまでもないと思うが、辛くてたまらない。京葉線と併走する首都高湾岸線も事故で激しく渋滞しており、どちらも超ノロノロ運転。
そういう理由で、終点の東京駅には18分遅れで到着。いささか遅刻するので上司にメールで連絡しておいたら、その返事が返ってきた。「京葉線が風で遅れるのはよくあることだから、遅刻しないように早めに出るよう対応してください」だってorz 仰るとおりですが、今日は大丈夫と思ったのになあ…それに日頃は上司より少しだけ早く出勤してるのに、たまに遅れたらそれってのも切ない。

幸せぶとりって奴ですかねえ

そんなわけで朝からヘロヘロな上にシュンとなって一日ぐったりと仕事。早く一日が過ぎればいいのに。待ちわびた定時がやってきて、そして帰途。といっても行き先は東京駅。嫁が関東に住む友人と遊んでて東京駅で待ってると言うので合流したのである。
その後、リクエストがあって八重洲ブックセンターに行く。実を言うと私はこの本屋に行くのは初めてである。だから場所もうろ覚え(^_^;)。しかし過たずにたどり着くことが出来た。嫁も本好きなので、あれこれと本を詮索している。私は怪しげな鉄道本にくびったけ。
こういう事情なので晩飯は外で食おうと言うことになり、せっかくなのでイクスピアリに行って地ビールの店でビールを堪能。依然として毎日ウマい飯をたらふく食ってしまう。おかげですっかり腹回りが充実してしまって、ベルトを締め忘れて出勤したのに全く気がつかない上に、全然問題ではなかったという事態になっているわけだが(^_^;)

選択できること、が重要なのではないか

タクシー全面禁煙巡るコラム、中日新聞に抗議40件」…新聞のコラムと言うのは時々素っ頓狂なことが書いてあってネット上で格好のネタになっていることがままあるが、これもその類か。コラムニストが大の愛煙家であり、昨今の嫌煙の風潮になんとか棹差してやりたいという気持ちは、とりあえず是としてやろう。しかし文章家の端くれならもうちょっと頭の良い表現はできんものかな?
「全車禁煙という一律主義に本能的な危険を感じる」なんてひねくれた嫌味満点な表現じゃなくて、素直に「俺のために一台くらい喫煙車があってもいいじゃん」って書けばいいのに。実は私もそう思う方で、私自身は大の嫌煙家だが、吸いたい奴が好きなだけ吸って早死にする分には問題無いと思っている。煙が自分に流れてくるのが最も嫌で、道を歩きながら吸ってる奴は速攻で死ねと思うし、道端に吸殻が落ちてるだけでも不愉快極まりないが、喫煙車の車内でこっそり吸ってる分にはいいんじゃないか。近頃の喫煙家は、わけもなくタクシーに乗って「そこら辺を流しといて」と運転手に言っておいて後席でタバコを吸っている、なんて人もいるそうな。
それだけ吸える空間が少なくなってきた証左なわけだが、そのタクシーまで奪われるとは、ざまあみろ同情を禁じえない。私個人の意見としては別に統一しなくても、禁煙喫煙マークだけキッチリ見えるところに貼っててくれれば構わないけど。ちゃんと選別して禁煙車に乗るようにするから。…きっと喫煙マークのついてる車の売り上げは酷く悪くなるだろうな。愛煙家は今や自分が少数派であることを自覚して、ひっそりと生き延びていってください。