なにやらお盛んな週の始まり

いやー相変わらず気鬱な月曜日。例によって起きるのが遅くなり、急いで仕度して燃えるゴミなんか表に出しつつ、いつもより遅いバスで駅に向かう。するとどうだろう…駅前のいたるところにいるわいるわ。何がいるかというと、候補者である。今週末に市議選挙が行われるので、その候補者たちが駅前に集結しているのである。そら、市民の大半が駅から都心に向かう“千葉都民”だから、最も効果的な宣伝方法は駅でお出迎えすることだろうけど…これだけたくさんいると通行の邪魔だし、一人一人の印象も甚だ希薄にならざるを得ない。かえって、いい場所がとれずに「そんな誰もいないところで旗立てて挨拶したって誰も見てないって」と言いたくなるような、哀れな候補者の方が印象的だったりして。
仕事の方は先週に続いてなかなか難しいところの設計。一日うんうん考えて、やっと出来上がったと思ったら、当初考えていた要件の一つをすっかり忘れていたorz まあ、ここまで煮詰めれば修正も早いだろう。また明日頑張ろう…
朝からどん曇で予報は雨、だったが昼にはもう降ってきていた。帰る頃には気温も大きく下がって寒いのなんの。これだから東日本は…。風邪、というかインフルエンザがいまだに流行っているようで、毎月通っている内科医から毎度「インフルエンザにかかってませんか」と聞かれるほどだが、幸い今年はインフルところか風邪にもほぼ無縁。それだけ、私が馬鹿になったという証左か…
やっと帰り着いて駅の改札を抜けると、やたら人がいて歩きにくいこと甚だし。原因はもう言うまでもないが、候補者。お前ら数が多すぎだ!通り道を塞ぐの止めろよ。

ある感動的なお話

昨日、彼女が市街に出るときに経験したハートウォーミングなお話。
彼女はバスに乗車していた。ある停留所で若者が下車する時に、所持金が万札と小銭しかなく、運転士に両替を頼んだ。しかしたいていの場合、バスの運転士は万札を両替するような金を持っていない。私の経験だとそんな場合運転士は「運賃は次回乗ったときに払ってください」なんて言うことがあるが(信用払いだわな)、そのバスでは他の乗客に「誰か両替できる方はおりませんか?」とたずねるのだそうだ。
今回もそう呼びかけると、婦人が現れ、若者に不足分の現金を出してあげたらしい。若者は所定の運賃を払って下車していった。その後別の停留所でその婦人が下車する時に、運転士は言った。「あなたのお陰で気持ちよく運転ができましたから、お金は結構です
…ううむ、なんか自分で文章にしてみると感動が今イチ伝わらん気がするが(^_^;)、婦人の行動に感激した運転士はあとで自腹を切るつもりになったのだろう。他人に親切にするというのは気持ちがいいものですね、というお話でした。

さすがJR東、やることが一味違う

キヨスク180店休業中 ベテラン店員去り人手不足」…あったかいお話の後は、阿呆なお話。実は私も数ヶ月前からキヨスクニューデイズJR東日本系列のコンビニ)が次々と閉店していくのが気になっていた。新浦安駅ニューデイズが突然閉店したのは、駅構内の改装が理由らしいとあとでわかったが、キヨスクの方はいったん閉まった店がいつまで経っても再開しないから一体何が始まるのかと不審に思っていたところだ。
客先の最寄の山手線・京浜東北線某駅はホームが細く、キヨスクがある箇所は特段に狭いので、店を閉めて撤去するつもりなのかと思っていた。東京駅京葉線コンコースのキヨスクが閉まっているのは、きっと売り上げ不振なのだろうと思った。それにしても東京駅のキヨスクが経営不振??そんなことあるのかね…
現実は、こんなくだらない理由だった。見事なるリストラ失敗。
私が思うに、キヨスクとコンビニは同じ小売店舗でも便利さに違いがあり、両方あっても並存できるものではないかと思う。JR東はキヨスクを縮小してコンビニを増やしたいかもしれないが、正直なところ駅のホームにあるコンビニは狭いし、品揃えは悪いし、何より清算に時間がかかるので使いづらい。たとえSuicaで決済したとしても、キヨスクのおばちゃんの清算スピードには敵わない。
今慌ててキヨスクのおばちゃん(おじちゃんでもいいのだろうが)を募集しているそうだが、この仕事は一月の約4割が「泊まり仕事」になるらしい。結構過酷なものらしい。そんなわけなのでアルバイトやパートの賃金レベルで働きたいと思う人は今は少ないらしくて、全然人が集まらんのだと。まあ、自業自得だわな。
なんでもいいから、あの殺風景なキヨスクを何とかして欲しいところだ。キヨスクのせいでホームが狭くて困る駅もあるので、撤去するならするでもいい。ちなみにJR東だけ、近々キヨスクから「キオスク」に名称変更するそうだが、その前に店員を何とかしないとね。