眠すぎてダメです

あーあ、やっぱり寝坊したよ。いや、完全に遅刻するほど酷いわけじゃないが。超特急で支度して何とか間に合った。叱られずに済む。それにしても、なんだか年が明けてから毎日、山手線の混雑が尋常じゃない気がする。いつも、扉が開くと爆発したように人が流れ出てくる。そんな山手線に嫌気が差して、今日は有楽町から新橋まで京浜東北線に乗り、新橋で山手線に乗り換えてみました(^_^;)。実はこの両線は複々線で電車がよく併走しているから、駅への入線も同時ということもよくある。で、空いてる方に移ったりできるわけだ。
それにしても時間が足りなさ過ぎ、睡眠時間が短すぎるため、午前中は極めて眠くて全く仕事にならなかった(^_^;)。午後は午後でさらに仕事が追加されて忙しくしてしまったよ。それでもサッサと引き揚げ…たいけど、ちょっと遅くなってしまって帰りがけに寄りたいところに行けなかった。遅い、といっても他の人が聞いたら「なんという早帰り…」と絶句してしまいそうな時刻ではあるが。
寄りたい所に行けなかった別の理由は…時間ギリギリに駅に着いたら、ガラガラの山手線電車が止まってる。ああ、また人身か…。最近、人身事故で電車が止まることが一際多くなってきたような気がする。勘弁して欲しいよ全く。

ローカル線再生のポイント

帰宅してすぐ、テレビ番組の「日経スペシャル ガイアの夜明け」を見る。今日は「住民の足を守れ 〜消えゆくローカル線 再生への闘い〜」という内容で、廃止になった神岡鉄道や再生途中の和歌山電鐵、3月に廃止予定の鹿島鉄道などの例が出てきた。まあ要するに地方鉄道を維持するには沿線住民の「残したい」という強い思いが重要、というわけなのだが、実はそんな例は数が少なく、再生の良例とされた和歌山電鐵はともかく、悪例とされた?鹿島鉄道も悪いとは言い切れない。日本全国で見れば前者の例は少なく、多くは鹿島鉄道と同様に、地域に見放されて寂しく消えていく運命なのだから。
それにしても、今残ってる地方鉄道はみなどこもよくやってると思うがな。神岡鉄道なんてあの沿線人口でよくぞここまで持ったな、と思うし。去年の春に廃止になった北海道ちほく高原鉄道とか、無理を承知で?頑張ったけどついに力尽きた、というのもあるし。鹿島鉄道がたまたま引き合いに出されてしまったが、ここも頑張った方だと思うがな…あのテレビでの扱われ方は少々不本意だろうな。
和歌山電鐵の先輩として万葉線えちぜん鉄道の例もあるが、なんと言ってもローカル線再生の革新的な事例として富山ライトレールを出して欲しかった気もするが。逆に、やる気になればやれそうなのに廃止になっちゃった例として名鉄岐阜市内線・揖斐線美濃町線を出してやれば良かったのに。テレビに出てきた両備グループ、の岡山電気軌道はこの3線の運営を肩代わりすると名乗り出たのに断わられた、と記憶しているが…。鹿島鉄道よりもっとコントラストがくっきり出たと思うけどね。
というわけで、見ててなかなか楽しげな番組であったが、見終わった後一番最初に思ったのは「鹿島鉄道のお別れ乗車しに行かなきゃ…」だった(^_^;)。いやマジで、鉄どもが大量に押しかける前に鹿島鉄道くりはら田園鉄道にはお別れ乗車しに行きたいものだが。