復活!!硬券購入の鬼再び

やっと来た週末!今日は思い立って、午後から車に乗ってお出かけした。Webでブラブラとサーフィンしていると、全国の硬券入場券発売駅のリストを発見。ソレを見ると、既に下火になって久しいと思っていた硬券収集を、いまだに熱く続けている奴らがいることにちょっと新鮮な驚きがあった。そして自分の持ってる硬券のリストと照合してみると、近場でも意外と取りこぼしがある。おお、これは久しぶりに買いに行ってみるか!最近、やる気が蘇ってきたような気がするが、実に結構なことだ。
最初のターゲットをまず東京モノレールに定め、首都高を西進。大井南ICで降りるのはこれまでは大井競馬場に用のあった場合のみだが、今回は違う。近くの流通センター駅に突撃。…と行きたいところだが、車を置くところが無いのでちょっと困る。
首尾よくゲットしたところで、隣の整備場駅に行くのにかなり難儀した。多分、真っ直ぐ行ったらそのまま着いたのだろうが、通れないものと勘違いして変に迂回し、狭い道をかなり走ってやっとこさ着いた。随分見晴らしのいいところにあるじゃねーか。
さらに次の天空橋駅に行きたかったが、道を曲がり損ねてそのまま羽田空港に直行。第二ターミナル側のP4駐車場に車を置いて、ダッシュで空港第二ターミナルビル駅、さらに京急羽田空港駅の脇を通って空港第一ターミナルビル駅を攻略。いつも空港には来てるのに、なぜにその時まで待たずにわざわざ切符を買うためだけに空港に来るのか?…それが、鉄道マニアだからである。何かのついで、ではダメ。切符を買うことがメインで無いとダメ。
カーナビを頼りに天空橋駅に戻ってみると、さっきの整備場駅が見える位置にある。なんだよ…。ここではモノレール駅と京急駅の両方に突撃。京急天空橋駅は攻略したが、モノレール駅は売り切れとの由。売り切れとあれば致し方なし。なんか以前買ったことがあるような気がしないでもないが。
さて次のターゲットは京浜急行電鉄の、県立大学駅である。昔、京急安浦といっていた頃に入場券を買った駅だが、駅名改称して後も硬券を売り続けていたのである。その駅は横須賀市にある。羽田からは一時間以上かかった。もちろん高速道路経由である。横浜市内の高速道路はいつも走りにくくて困る。そして、県立大学駅付近だが、あまりにも道が狭く一方通行ばかりで車を置くところも無いのでかなり困った。駅付近を2周くらいした。なんとか攻略した。
もうこの時点で外は暗くなっているが、次は京急YRP野比駅だ。これも昔野比駅だった頃に入場券を買った。何が悲しくて駅名にアルファベットなのかよくわからんが、希少であることは間違いない。この駅もまた山がちなところにあって接近に困ったが何とか攻略。
もう帰宅しても良い時間帯であったが、さらに攻撃の矛先を向ける。今度は相模鉄道いずみの線、ゆめが丘駅である。相模鉄道はいまだに全駅で硬券入場券を扱っている稀有な存在だそうで、新規開業した駅の硬券を買い損なっていたので遅ればせながら買いにいくというわけだ。三浦半島の先っぽから横浜市旭区に行くにもまた一時間くらいかかっていい加減に疲れてきたが、困難はその先にあった。
やっとゆめが丘駅に近づいてきたが、駅前がわからん。駅前ロータリーと思って突っ込んだところは、横浜市営地下鉄下飯田駅だった。こんな近くに紛らわしい駅もあったものだ。硬券の無い鉄道に用は無い!ところで、ゆめが丘駅の周囲には農地しかない。一体、どうやって地元の人はこの駅を利用しているのか?道幅も2mくらいしかなく、車同士の離合も不可能。そんな未開地を、駅への進入路を探して2周してしまったが、ついに見つけられず。少し離れた工場の敷地に車を捨てて、農地の間をとおる道を駅に向かって一直線に突っ切っていったら、なんとフェンスが!!…いったいどこまで私を苦しめる?仕方が無いからフェンスを乗り越えて駅にたどり着いた。
もちろん戻る時もフェンスを乗り越えた。ちなみに農地を突っ切る農道はいちおうカーナビの地図に載ってるくらいだから「道路」なんだと思うが、この道は農地の所有者以外の誰も使うことは無いだろうと思われる。そんな道をカーナビに載せるなよ…。私も長年、硬券を買うために駅に寄っているが、こんなに苦労したことは滅多に無い。
そして最後のターゲット地、湘南台に到着。パーキングに車を入れて地下駅である湘南台駅におりようとして、段差に躓いて転倒。もはや足が上がらないほど疲れているのか?私も衰えたものよのう。
とりあえず狙った駅は全て攻撃し、一駅をのぞいて攻略した。今後もできれば硬券攻略を進めたく思うが、昔のように寝食を忘れて朝から晩まで、というのはさすがに無理かも知れぬのう。