※この日記は2007年1月3日に更新しています。

いくら金が無くても、一日無駄にする旅行はイヤかも

徹夜明け。…なんともむなしい響きのする言葉だが、今それを久しぶりに味わっている。実は30日以降の予定はつい最近まで決まっていなかったのだが、24日の忘年会で友人Nから買った30日発東京駅発大阪駅行き高速バス「東海道昼特急大阪3号」の指定券を使って大阪に行き、関西の未乗線でも潰してから帰省しようと決めた。友人Nがそのキップを手放した理由が、同じ日の「東海道昼特急大阪1号」のキップが手に入ったから、であり、1号は7時10分発、3号は8時10分発で、私は友人Nと同行する友人Hを一本後のバスで追いかける、という形になる。
我々には同行せず帰るという友人Sを置いて3人で東京駅前のバス乗り場に行き、二人が乗った「東海道昼特急大阪1号」を見送る。なんともマヌケな話で、私はボーっと1時間待って次の便に乗るわけである。ま、譲ってもらった指定券で楽して旅しようとするからにはこの程度の不利は甘んじて受けるべきであろう。
前日徹夜でマージャンしていた上に、処方してもらっているお薬を飲んで私は超絶爆睡。気がついたら4時間後であった。といっても、「東海道昼特急」号は東京−大阪間を9時間で結ぶという猛烈にヒマなバスであり、夜行バス「ドリーム号」ならば寝ている間に到着、であるが、同じことを昼間にするとなんだか時間が勿体無い。もちろんその分オトクで、運賃わずか6000円である。で、4時間後に目覚めた場所は、三方原PA。浜松近郊である。…まだ、そんなところか。その後も私は寝たり起きたりの繰り返しで、蒲郡のあたりで自己渋滞があったのに全く気づかず、次に気がついた地点は養老SA付近。その次は滋賀県内で積雪があるのを見て、そのまた次は京都深草バス停…。
渋滞のため70分遅れとなり大阪到着は17時半ごろであったが、朝8時に出て一日中バスの中で寝てて、降りたら日もとっぷり暮れた夕方…なんだか一日ワープしたみたいな、「何もやってません感」がやたらに高い一日だった。大阪まで片道6000円はオトクだけど、一日がパーになるこのバス旅はあまり良いとは思えぬ。もっとも、青春18きっぷで東京から大阪まで普通列車で行くのよりは速くて乗り換えなし、という利点はある。一度乗ってみたいとは思っていたので、これはちょうど良い経験であった。

やはり八重勝は良い

先行した友人NとHの乗ったバスは私のバスよりもっと遅れたらしいが、私より先には着いた。そして二人は新世界の例の串揚げの店「八重勝」に直行。そこで列に並んで待つという。私も到着し次第急行したが、今回は&h3f3f氏と合流してから向かうというお約束もしていた。ので、氏に連絡を取りつつ先を急ぐと、氏は既に通天閣付近で待機していてくれた模様。すぐ近くで助かる。
そして動物園駅近くで合流し、急いで八重勝に向かったが、残念ながらNとHは待ち切れずに先に店に入っていた。後から並ぶ私と&h3f3f氏。…しかし、奇跡的なことに、ただでさえ短い行列はあっという間にはけて10分ほどで中に入れた。奇跡だ。
そして串揚げを堪能。ああ、どうしていつもこの店はこんなに絶妙な揚げ具合なのか?何度食ってもうまい。しかし我々のような余所者のせいで地元の人には少々入りにくい店になってしまったであろうことには、ちと申し訳なく思ったりもする。思いつつもやっぱり止められませんて\(^o^)/ &h3f3f氏にも広めて、ますます知名度が上がったことにもなる。
食後は4人であべの橋に合流してお茶して、それぞれ散会。Nは船で高松に渡るという不可解な動きをするという。高松で何をするのか聞いたら、そのまま宇野行きのフェリーに乗り換えるというかなり不可解なことを言っていた。我々マニアが聞いても不可解だから、常人が聞いたら発狂してると思われるに違いない(^_^;)。
私は、明日未乗線を潰すために今晩は大阪泊。宿も&h3f3f氏に教えていただいた。まことにありがたい。