芸術

あれ?もう9月に入って5日も経つわけ?…いやはや、ますます月日の流れる様についていけてないな(^_^;)
今日もネクタイ締めて客先直行。日本橋界隈は…暑いなヲイ。駅から客先の拠点まで徒歩10分程度だが、その途中にセブンイレブンがなんと二つも開業している!セブンイレブンお得意の集中豪雨的出店ってやつかね?便利ではあるけど、二つは要らんぞ。
仕事は…まあ、運用系シェルプログラムの単体テストなんだけれども、これがまたまあ物凄く大変だとわかった。今度作るシステムの運用シェルは既存システムからの流用で済ます予定。その方が開発コストを抑えられるし、運用シェルなんてどこも似たような動きしかしないのだから個別に凝ったものを作る必要もないしね。
しかし、そのコピー元のシステムというのが、かつて「仕事が趣味」といい、深夜早朝日祝日お構いなしに延々と働き続けた、ある“伝説の男”が手がけたシステムなのである。その男は、自分が趣味で働く分にはかまわないとして、他人にもそれを強制するという大変困った性格の野郎で、プロジェクトのメンバーが少しでもお眼鏡にかなわないと即交代を要求するので、代替要員を探すためにうちの上司がキリキリ舞いしていたという曰くつきである。あんたねえ、チェンジチェンジって出張ナントカじゃないんだからねえ…
というわけでパートナー各社に大変受けの悪いその人物が遺して逝ったもの、それは…物凄く膨大、かつ精緻を極めたドキュメント類、それに凝りに凝った複雑怪奇の極地を行く構造を持った、物凄い数の運用シェル。私はそのシェルが新システムに使用可能かテストするというわけである。もはや芸術と呼ぶべきそれらのプログラムとドキュメント類を前にして、呆然と立ちすくむ。あまりにも仕組みが複雑で、わけがわかんねえ…orz
なんつーの、天才とナントカは紙一重ってやつですね。その人物は間違いなく仕事の虫だが、プロならもう少しメンテナンス性を考えて作ってほしかったところだ。業務システムで芸術作品を作られても困ります。アンタが一生面倒見るならまだしも、ポッと入ったばかりの凡人が構造を理解するまでにずいぶん時間がかかってしょうがないのだが。
頭使って疲れたので、駅前のスーパーで食材を買って帰宅。新レパートリーのエリンギのバター焼きでビールがうまい\(^o^)/