無事ミッションクリアーならそれが一番だが

今日は…いつもよりとびっきり早起きして、8時前には駅に到着。時間を計って支度していたのに、気がつくとバスに間に合わなくなりかけて、バス停まで走っていった…もう、早朝から汗かきまくりでさあ。長袖シャツにネクタイ、だもんね。さすがにスーツの上着を着ることは(暑過ぎて)できなかったが。
そんなこんなで、ドタバタしながら客先に到着し、一日中極寒のマシンルームに篭って本番作業。今日は10時きっかりに新潟競馬場で我が出資馬シルクプログレスが出走し、しかも勝ち負け期待だというのに、それを見ることも結果をチェックすることもかなわない。10時を過ぎてしばらくして、携帯に数本のメールが着信。しかし私は本番作業中なので携帯メールのチェックなどできるはずもない(;_;)。きっとプログレスのレース結果についてのメールに違いない。わざわざ送ってくれるということはかなりよい成績が、かなり悪い成績に違いない。私は、これはきっと「圧勝おめでとう!!」というメールに違いない、と思い込むことにして作業に専念した。
おかげさまで本番作業は何とか無事に終了して、遅くない時間帯に帰宅することができた。先ほどのメールは遅い昼食時にやっと見ることができた。予想通りY本氏からのメールで、内容は一言「惜しい」…勝てなかったのかorz S氏は「次こそは!」と送ってくれた。ありがとうみんな。でも、私は勝ったと思っていたからかなりガッカリさorz

死屍累々ってやつですかね

ネタとして秘匿しておき、いつか書くつもりだったが、新聞に先を越された。というか世間ではすでに“評判”なんですけど…「映画「ゲド戦記」、原作者がHPに批判的「感想」」…うーむ、公開から間を空けずに見に行って「面白い」と評した身としてはやや肩身が狭いが、きっとみんなが世間の評判から想像した印象を持ってこの映画を見に行ったら、面白いと感じると思うぞ。「なんだ、言うほど酷くないじゃん」…褒めてないかorz
私は何度か念を押した気がするが、これは宮崎駿監督作品ではない。過剰に期待するのはいかがなものか、と。私は駿氏の長男宮崎吾郎氏の初監督作品にしてはずいぶんとできがよく、今までアニメに関わったことがないのにいきなりこんなものが作れるなんて恵まれているなあ、という印象だった。だが、それは事前に情報を敢えて何も集めないで映画を見に行ったからそう思ったのかも知れぬ。
実際には聞いていた以上の凄まじい親子の葛藤、それだけで一本の映画ができてしまいそうな目茶目茶なストーリーがあって、あの映画ができたらしいことを最近知った。今はもう見れなくなったが、オタキング岡田斗志夫氏の講演の内容が書物になったのを、さらにjpgに記録したものがアップローダに上がっていた。その中には、宮崎吾郎氏が監督として映画を制作する経緯が書かれていた。それを読むとですな…いかにあの親子が争ったのかがよくわかるわけで。吾郎氏本人が「親に邪魔された」と言ったとは聞いていたが、実際にはもっと凄まじく、吾郎氏には能力も何もないと罵倒されまくりだったらしい。いや、酷い親だ。
原作者からすれば「宮崎駿が責任持つといったのに、彼はゲド戦記には全く関わらず別の作品を作っている。実にけしからん。」…仰るとおり。けしからん。しかし実は親子喧嘩の真っ最中でそれどころじゃなかったと。制作中はお互いに口もきかず、同じ部屋にいようともしなかったとか。宮崎駿という人はまったくの天才、他人には真似のできない天才、のようだ。あの手塚治虫氏は駆け出しの新人漫画家にでさえ才能を見出した途端に嫉妬したと聞いたが、それと同種類の天才だと思える。彼の下で働いた人たちはずいぶんと苦労していそうだ。我々はそのような人たちの苦労の成果として、素晴らしい宮崎アニメを堪能できるのだ。まことにありがたい事だ。