も、もう7月も終わりなのか?早すぎる…orz

ふぅー!今日はとうとうお客様へご説明しに行く日である。いつもよりちょっと早起きして、いつもよりちょっと早出して駅に行き、いつもとは反対向きの列車に乗ってお客さんの下に直行。当然ながら服装はクールビズではなく、長袖シャツにネクタイ、そしてスーツ上下。汗だるまになるのはすでに覚悟完了。…しかし、外に出ると意外にも気温が低く、吹く風が涼しい。これは助かる…。
そしてなんとか説明終了。若干の残件は残ったが、基本的にはあとは本番リリース作業を残すのみ。はぁ、疲れた…現地で昼飯を食ってから、ようやく会社に出る。しかしもう完全脱力、仕事する気力なし。今日一日くらい、早く帰っても良かろう。というわけで、さっさと引き揚げた。
…せっかく早く帰ってきたのだから、ちょっと遊びに行ってくるか。というわけで、続きは下に続く。

[ネタばれ注意]ゲド戦記

土曜日から封切りされた映画「ゲド戦記」、昨日はまだ見てないとかなんとか書いておきながら、今日もう見に行ってきたあるよ(^_^;)。例によって例のごとく、舞浜の「イクスピアリ」のレイトショーを狙う。「ゲド戦記」に関しては今週はレイトショーも三館上映、しかも20時40分発と21時40分発の二本立てという至れり尽くせりなサービス振り。21時40分から始まるほうは、終わりが0時近くになる。京葉線沿線に住んでる(泊まってる)人以外は利用できない。私が狙うべきは、この21時40分の方だ。
イクスピアリの駐車場が、屋根のない広いほうが何か建物を建てていて使えないので、月曜とはいえ駐車場が空いているかどうかが気になる。しかし、全く問題なし。地下駐車場が十分に空いていた。映画代はわずか1000円だが、クレジットカード払いが可能。映画館利用者は三時間駐車場代無料。イクスピアリ専用クレジットカード利用者も2時間駐車場無料。だんだんサービスが良くなってきたかも。
封切り三日目ではあるが、さすがに深夜なだけあって客は少ない。そらそうだ、事実上地元民しか入ってないからな。こんな夜中なのに、幼い子を連れてきている馬鹿親発見。というか、私の目の前(@_@)。ガキは…飽きて寝ていたようだ。結構結構。…まあしかし、レイトショーは素晴らしいね。封切直後の話題作でも落ち着いてゆったり見れる。言うことなし。
(ここから下、内容に言及するかもしれないので見たくない人は飛ばしてね)

で、肝心の映画の感想だが…面白かったっす!でも、難解だった…。さすが最新のアニメ映画だけあって、映像の美しさには目を見張った。といっても、もちろん3DCGバリバリではなく、あくまでも宮崎アニメそのまんま(監督は息子だが)。微妙なのはやはりストーリー。難しかったな…冒頭のアレは、どう繋がるのだろうか?わからん。いきなりクルッと展開が変わって、町が出てくるのだが、しかしなんだこの見たことのある街の様子は…物凄いデジャブーにとらわれまくり。それもそのはず、終了後のスタッフロールの冒頭に「原作:ゲド戦記」と出てきた直後に「原案」と称して、あの漫画の名前が…ああ、やっぱりそうか!!宮崎駿氏の作品を細かく見てる人なら…あまり追求してなくても興味がある人ならたいていは見ている、あの漫画だ!!…その漫画のエッセンスは他の宮崎アニメでもところどころ小出しにして使われているが、今回はやや多めに使ったみたい。
それにしても、ヒロインのテルーちゃんは萌えないキャラだなあ(^_^;)。まあ、別にいいんだけど。結局アレがアレしてああなるわけだが、なんだかちょっと説明不足な気がした。試写会では「何が言いたいかわからん」という意見があったそうだが、私が見たところでは、説明不足なので展開が理解できんやつが多いんじゃないだろうか、と思う。どちらかというと、スクリーンで見たことにイチイチ理屈をつけて納得するのではなく、感性の趣くままにボーっと見てるほうが理解しやすいかもしれない。
なんてことを言っても、テーマは重く内容の把握が困難とくれば多少の文句も出ようものだ。私には、初めて作った映画でここまで出来るならスゲーもんだと思うけどね。ジブリの映画作成システムが大きく貢献してるんだろうが、父は協力して無さそうだし。みんな期待しすぎだと思う。父が偉大すぎると息子は苦労するねえ。
あまりにも難解だったので、もう一回見に行ってもいいかもしれない、と今は思っている。ちょっと胃にもたれる感じなので間隔は開けて見たい気がする。興行収入の目標は「ハウルの動く城」の半分ちょっと位らしいが、そのくらいが妥当なのでは。