文字通り「休み」

連日の行動の反動で、今日は一日寝てばかり。馬券は…買わなきゃ良かったorz 昨日も今日も、サッパリ当たらない。当たらない期間がずっと続いていて、最近ちょっと馬券断ちしたほうがいいかもと思ったりもする。はああああああ、明日は出勤かあ…憂鬱というか、うんざりというか。大金使って遊び呆けてきたのに、仕事のことを考えると鬱なことばかり(;_;)

日曜の夜と言えば

VOYAKIを書きながら、テレビのチャンネルをNHKに固定したままずっと見ていた。プロ野球選手を目指す女子中学生の話、気の毒やったなあ。まったく高野連ったら気が利かないことおびただしいな。
そのあと0時からのNHKアーカイブスの今日の出し物は、「ながらえば」という1982年制作のドラマ番組であった。富山に引っ越したお爺さんが名古屋に入院中のお婆さんに会いに戻るというのが大筋のドラマで、笠智衆宇野重吉の名演技を堪能すべき良作というわけだが、もちろんそれにはしこたま感動させてもらったのだが、それとは全然違うところでも甚だしく感動した。
息子の嫁から銭を強奪(^_^;)して主人公の爺さん(笠智衆)が富山駅に行き名古屋行きの列車に乗るが、乗っている車両がキハ58系。あれ?まさか高山本線で行くの?と思ったらその通りで、しかもその列車は今は亡き急行「のりくら」!…1982年の時点ではまだ「のりくら」なんて当たり前に走っていたのだなあ。主人公は急行券を買っていなかったために猪谷で下ろされてしまう。おお、このドラマは鉄道を正しく、かつ有効に使っているなあ。
猪谷で主人公は普通列車で名古屋に行こうとするが、乗車直前にきっぷを紛失して乗り遅れてしまう。その時猪谷駅に入ってきた列車の先頭に…キキキ、キター!!キユニ28が連結されているワァー!!ちなみにキユニ28とはリンク先にあるような車両で、気動車の郵便荷物合造車である。鉄道郵便も荷物輸送も止めてしまい、もちろんこんな車両は今はない。なんとも懐かしい映像の連続である。
猪谷で夜になってしまい、主人公は宿泊した旅館の爺さん(宇野重吉)に金が無いので貸してくれと頼む。事情を察して旅館の爺さんは金を貸し、深夜にもかかわらず「今すぐ駅に行きなさい」という。それってまさか、夜行「のりくら」?またしてもマニアックな仕込みキター!結局、時計が遅れていたために夜行の「のりくら」には乗れずじまいなのだが、またしても懐かしさ爆発。
そして主人公は翌日名古屋にたどり着きお婆さんに会えるのだが、一番最後に「しらさぎ」で富山に帰ってしまう。「しらさぎ」は当然ながら485系だが…一瞬だけ食堂車が映ったワァー!そうか、まだ「しらさぎ」にも食堂車が連結されている頃の撮影なのか。もっとも連結されてても営業してはいなかったかもしれんが。
笠智衆宇野重吉が懐かしかったのは言うまでもないが、キユニ28や「のりくら」や食堂車つきの「しらさぎ」も懐かしかった。さすがNHKアーカイブス。日曜の夜は止められませんね。