白い、白い、白い中山競馬場

出資馬シルクラファールのデビュー戦ということで、昼前に中山競馬場に行った。快晴だけど、メチャメチャ寒い!雪が中途半端にとけて氷となり、道がツルツルテカテカになって危ないったらない。バス停まで行く途中の道で、住民が総出でカチンコチンになった道の除雪(除氷とは言わんよな)を行っていた。電車はまともに動いていた。さすが日本の鉄道は安全、かつ正確。いつも積雪があるとてんてこ舞いしている関東の鉄道だが、今日は順調で何より。
競馬場も雪で真っ白、ダートコースは泥田のようになっている。芝コースはヤヤ重発表、しかし芝は枯草のように赤茶けている。競馬場といえばドでかいスタンドだが、そのテッペンから積雪が溶けて降って来るという危なさ。あちこちの危険箇所が立ち入り禁止になっていて、不幸にも撮影場所として有用な1号スタンド下半分も立ち入り禁止である。そこに入れないとなると、レース終了後に後検量を行う為に検量所に引き揚げてくる馬を撮るのに不都合なのだ。が…どうやらその検量所も使えないらしく、レースを終えた馬たちはコース上で鞍を外していた。滅多にないものが見られた。
あまりにも寒いのでラーメンを食ってから新馬戦のパドックに向かう。パドックも一部立ち入り禁止、人のいない時間帯には職員が念入りに雪かき。凍って取れない雪にはなんとバーナーを持ち出して炙って溶かしていた。あちこちでゴーゴーというバーナーの音が聞こえて、なんとも異様なパドックであった。
競馬場は広大なので、昼に行った時点ではまだ除雪の間に合わない立ち入り禁止地区が多かった。職員がずっと除雪していた。のん気な事に正面入り口付近に大きな雪だるまが作ってあった。雪だるまを作るのは九州人のあこがれ(*^_^*)…もうそんな年でもないけどね。
シルクラファールのデビュー戦が5着で終わったのは、まあまあといったところか。それにしても今日も馬券がサッパリ当たらん。いつもは惜しいところで当たらん、悔しいから次も頑張る、というパターンだが、今日は丸きりスカ。8Rは16頭立てのレースで、5-16というお誕生日馬券が買えるのだが、16番は人気だけど5番の馬はどうも来なさそうだから買わない。もし来てしまったら、今日はもう帰る。と決心したが…16番2着、5番3着で来てしまった!!しかも勝った7番の馬も1番人気だったが「こんなの来るワケがない」と一蹴したのに…今日はダメな日。とっととケツをまくって退散するしかない。

時間つぶしに列車の旅 基本でしょう

今日は夕刻に会社の有志とあんこう鍋を食すことになっていたが、予定より早く競馬場を引き揚げたので時間があまりまくり。仕方がないので、船橋法典駅で家とは反対向きの府中本町ゆきの電車に乗った。…ボーっと電車の中で過ごす時間。プライスレス(^_^)。府中本町から南武線川崎行きに乗り換え。南武線矢野口駅付近が高架化してから初めての乗車になる。川崎からさらに京浜東北線に乗り換えるが、これでも目的地に着く時間が随分早い。ので、品川から山手線に乗って代々木、代々木から総武緩行線に乗って秋葉原

これで秋葉原からメトロ日比谷線に乗り換えればちょうど良い時間に目的地に着くな。あれ、ところで私の目的地はどこだっけ?…今向かおうとしているのは「つきじ(築地)」、しかしあんこう鍋の店は「つきしま(月島)」…つき違いじゃないか!!orz

いくらなんでも耄碌激しすぎ。仕方がないので、八丁堀で降りてメトロ有楽町線新富町まで徒歩連絡。金も無駄だし、いったい何やってんだか。あんこう鍋の店は去年いちど行ったことのある店なので、迷わず行けた。そしてまた素晴らしくウマイ鍋を堪能しまくったわけだ。結構結構。

最終刊・・・orz

徳大寺有恒氏の著書「間違いだらけのクルマ選び」の最新刊をようやくゲット。近頃は年二回刊だったのが去年は「夏号」が出ず、冬号もいつもより遅れているのでなにか健康に問題でもあるのかと思っていたが、出て安心。
…と思ったが、手にした本には「最終刊」と書いてある。…マジか?orz
非常に残念だが、30年目を節目として有終の美を飾るのは致し方ないか。徳さんももう65歳だそうだし、未来永劫にこの本が出つづけるわけでもない。いつか必ずくるサヨナラが今日やってきた、ということか。